私的録音録画補償金

 DVD-R等には「私的録音録画補償金」と言うものが卸値の1%程度上乗せされているらしい。

 これは著作権者を守るために制定されたもので,私的録画補償金管理協会(SARVH)がメーカーから徴収し,著作権者に分配されているが,他人の著作物の複製に使っていないことを証明すれば消費者に返される。

 録画保証金の制度は’99年7月から実施されているが,今回初めて請求者が現れDVD-R1枚辺り1円87銭,繰り上げて4枚分計8円が返還されることになった。

 変換を求める書類は郵送されて来たとのことで,郵便料金80円は現時点で請求者負担。返還金は銀行に振り込まれる予定だが,この手数料はどちらが負担するのだろう。

ボンソワ~ル

 私は全く気が付かなかったのですが、どうやら今月、横浜はフランスになっているらしいのです。

http://www.welcome.city.yokohama.jp/france/index.html

 まぁ、そう言われても尚、そんな気がしないのですが・・・

 この「横浜フランス月間」のシンボルマーク、凱旋門、エッフェル塔、ランドマークタワー、観覧車、インターコンチネンタルのシルエットが並んでいます。これでは「横浜・フランス」ではなく「MM21・パリ」です。

 看板に偽りあり。前回に引き続き「看板ネタ」ということで。<強引!

やましあぎん?

 携帯と言えば携帯電話の省略形というのは一般認識のようですが,おかしな話です。
 「携電」とかならまだしも「携帯」では「電話」の要素が全く入っていません。携帯するものは他にも色々あるだろうに。とはいえ「携帯・・・」という名称で呼ばれているものが他にはあまりないという,言語的というよりは状況的な理由であるとすれば納得かと。

 さて,「山形しあわせ銀行」という銀行がありますな。東京支店は新宿の某大京ビルの近くにあるわけですが,ここの看板が「しあわせぎん」。なんとも落ち着きの悪い略称だと,その看板を見るたびに思うわけです。取りあえず「山形」は全く入っていないが,おそらくほかに「(何々)しあわせ銀行」は無いのか。「しあわせ」は削るに忍びない。「しあわせぎんこう」「しあわせ銀行」では略称,愛称としては長すぎるということなのでしょうか。

 だからといって「しあわせぎん」かぁ。いや,上記は私の妄想なので,だからかどうかはわかりませんが。「やましあぎん」「しあぎん」×ですな。これが漢字表記で「山形幸せ銀行」ならば「山幸銀」とか「幸銀」とか書いて「こうぎん」と読ませるとかね。「興銀」みたいだけど。んー,やっぱり「しあわせ」は守りたかったのかなぁ。

※「しあわせ銀行」という劇団はあるらしい。

あ・た・ま~のてっぺんに~

 何日か前に永く使っていた携帯電話のストラップが切れました。その後,「IBM ThinkPad」と書かれたストラップを使いましたが,数日で切れ(ThinkPadの行く末が心配です・・・),しばらくストラップ無しで過ごしましたがやはり使い辛く,おり良くストラップをいただくも,これがイタリアか何処かのサッカー選手の似顔絵がついていて,こちとら蹴球にはびた一文興味が無いのでその部分を取ってしまうと,なにやら寂しげなたたずまい。

 そこへ,またまたいただき物のキューピーのフィギアを付けてみました。まぁ,しばらくこれでいきます。

 ところで,この手のフィギアを下げるためのリングって頭頂部が決まりですか?以前付けていた半透明の「うさこちゃん」もそうでしたが,小さなヒートンが頭にねじ込まれている様が薄らと透けて見えて,無表情なだけによりいっそう痛々しい風情でした。今度のキューピーは微笑んでますな。

昨夜,新宿で不思議な人達を見ました。

 いや,そりゃ夜の新宿にはいろんな不思議な人がいるだろうさ。でも,私が知っている新宿って,JR新宿駅西口から某大京ビル,その先の東京メトロ(なんて恥ずかしい社名なんだ)西新宿駅にいたる線の範囲なので,それほど怪しげなエリアではないと思うのだが。

 外見は普通。極々普通の若いサラリーマン&OL各3人(だったかな?)のグループ。私がJR新宿駅西口へ急ぎ足で向かう途上,ビックカメラの辺りで追い越した。彼らもおそらく駅に向かっていたのでしょう。

 で,何が不思議かっていうと,それぞれにリコーダを手にして演奏しながら歩いてる。それも,皆さんが小中学校で習った(今の学校じゃやらない?)縦笛(ソプラノリコーダー)ばかりじゃなく,ソプラニーノやアルトや呼称は管見にして自信が無いが,様々な種類のリコーダーを演奏しながら歩いているわけだ。リコーダーサークルか?サークル活動の帰りか?

 私の耳では判断がつかないが,驚くほどうまいとも思えない,というより何やらゆるーい雰囲気のノスタルジックな「たてぶえ」の音色をささやかに響かせて,道行く人々の幼い頃のあまずっぱい記憶をくすぐり緊張感を根こそぎ奪い去りながら,楽しげに彼らは歩いておりました。また。遭遇したいものです。

九代林家正蔵襲名披露

 2005/05/15神奈川県民ホール。顔ぶれは出演順に春風亭小朝、林家木久蔵、柳家花禄。それに曲芸というのか太神楽というのか、翁家勝丸さん。

 この方が、なんでしょう、どう見ても何度かマジに失敗してましたね。フォローの喋りは面白いんですけどねぇ。

 小朝さんは創作を。この方,誰もが認める才能の持ち主ですし,現在の現役噺家さんの中ではピカイチだと私も思います。
 二十年も前でしょうか,新橋演舞場の小朝さんの公演に行いきました。確か演舞場で落語の公演が行われたのはそれが最初だったと思います。当時から小朝さんは特別な存在で,そうでなければ演舞場でなど出来ませんが,感嘆したのを覚えています。とは言っても演目などは覚えておらず,その時に前座を務めて「あにさん(小朝さん)が演舞場で初めて落語をやるといっても,先にやるのはあたしですから……」と言っていたのが,今は亡き四代目桂三木助さんだったのが今となっては印象的ですが。
 でも,時に理が勝ち過ぎるというか,狙いがタイトというか,今日の噺は,「寝たきり老人」「嫁舅」「葬儀」といった題材に「カラオケ」をからめて扱い,いささか際ど過ぎる内容だったような気もします。小朝さん目当てのお客さんにはよいのでしょう。改めて小朝さんを聞いてみたいと思います。

 木久蔵さんは、笑点ネタや八代林家正蔵(林家彦六)の真似できっちり笑わせてくれました。

 花禄さんが仕切った口上。花禄さんは似た境遇の身の上話。
 小朝さんは「正蔵は他の噺家がどんなに稽古をしても身につかない,生まれつきの何かをもっている。」と持ち上げ「その代わり,誰もがもっているものを持っていない」と落とす。十年後の正蔵を楽しみにしろと言い,その頃には正蔵が放棄した?三平を自分が継ぎ,花禄が小さんになっている,とも。木久蔵さんがどうなっているのかには触れなかったな小朝さん。(小朝>三平は無いと思うぞ。本人も本気でなりたがっているとも思えないし。)
 木久蔵さんが無難にまとめる。

 花禄さんは「長短」。この方も評価が高いようです。私も嫌いではありません。でも,小朝さんとは違う意味で,計算し過ぎというか,作りすぎというか……。等といっている時に頭の中に比較の対象として浮かんでいるのは小さんさん。それは酷というものでしょうね,我ながら。方向性も違うのだろうし。

 さて九代林家正蔵「子は鎹(かすがい)」
 期待通りでした。それ以下でも、かといってそれ以上でもなく。今の段階では,(面白くないという意味ではなく)面白味に欠けるきらいはありますが,まっとうに取り組んでいる姿勢には期待。また見たいと思います。

昨日は初泳ぎ

 朝起きると曇り空。良くなると言う天気予報を信じることにする。
 潮を調べるとこちらも昼に向かって満ちてくる。

 自宅最寄の駅から、通勤とは逆方向の電車に乗り終点まで。さらに20分ほど歩くと海岸に出る。何組もの家族連れがテントを張ってバーベキューの用意をしている。更に10分程で毎年の定位置に到着。ここまでくると人影も少ない。
 早速膝まで海に漬かってみるが思いの他冷たい。太陽は雲に遮られたまま。体を冷やしたら回復しそうにないし、何より太陽光が無いと水中が暗くて景色がいまいちだし。
 で、大陽待ち。次第に雲が薄くなり、寝転んでいる顔がほてってくる。

 マスクとフィンを持って海中に。冷たい冷たい。けど、気持ち良い。時々潜りながら少しづつ沖に向かう。泳いでいても体温が下がっていくのがわかる。手で心臓辺りを押さえてみる。心臓麻痺ってどんな感じで起こるんだろう・・・
 手ごろな距離に岩礁があるのだけれど、先客がカヌーで乗りつけ釣りをしているので手前でUターン。
 あぁ、時計を忘れた。せいぜい10分くらいで岸に戻る。

 数人の子供が波打ち際で遊んでいたが、私に影響されたのか水に入り始める。風邪を引いても知らないよ子供達。

 このころから雲が完全に切れて真夏の日差し。しばらく甲羅干しで濡れた水着を乾かし家路へ。12:00過ぎたばかりなので、駅はこれから遊びに行く人達でざわざわ。

 私は一足先に帰ります。

GW

 風の噂では,世の中にはゴールデンウィークというものがあるそうな。

 美味しいのかね,それは?
 高価で疲れるらしいよ!
 ワー!じゃあ,いらない!!

 というわけで,当たり前のように出勤なわけですが,JR福知山線脱線事故(2005/04/25)に思いを馳せながらも,降車駅出口の関係で最前車両に乗り込み,近々この一本前の電車まで女性専用車両導入だなぁ等と思いつつ,見れば電車も平日より空いているとはいえ,土曜日であることを考えれば特別ガラガラとも思えず,行楽に出かける人ばかりとも思えず,あぁ日本人は勤勉だ。

「libretto U100/190」とか・・・

 今更ですがノートPCといえばダイナブック。と直結思考の方もおられるほどの東芝のニューモデル「libretto U100/190」です。詳細なスペックに関してはメーカーサイトなどをご欄いただくとして,かなり魅力的な仕上がりとなっているようです。

 デザインに関しても,あまり癖は強くなく面白みはありませんが,持っていて恥ずかしくない万人受けのする出来。価格的にも,充分納得のいくレベルに抑えられています。
 さあ,皆がこれを買ってくれれば,中古市場に程度のいい「PC-CV50F」が大量に出回り,価格がグーンと下がるのでは?と期待。って,本題はそっちかい!(「libretto U100/190」だって欲しいけど「納得のいく価格」だから買えるってわけじゃないんで。)

 とはいうものの,現状「HP728」でそこそこ用は足りているので,どんなに安くなっても「PC-CV50F」購入は周りが許さないだろうなぁ。自分でも購入しなきゃいけない理由がわからないし。ほとんど恋に近い。

≠主婦

 先日夕方、妻から「(銘柄指定で)絵の具を買ってきてください。」とのSM(ショートメッセージ,念のため)があった。描いている途中で足りなくなったらしい。

 この銘柄の絵の具は自宅の最寄駅周辺には売っていないらしい。
 勿論いつもは妻が自分で買いに出かけるのだが,その日は久々にのっていたのだろう,他の色はあるわけで描ける部分は画き続けたいし,そろそろ私の帰宅時刻だし,夕飯の仕度もしなければいけないし,等々の理由で上記の依頼となったようだ。

 某ターミナル駅の駅ビルの画材屋で絵の具を買って帰り,その日の夜。

妻「牛乳も無くなりそうなの。」
私「言ってくれれば買ってきたのに。」
妻「二つも頼むのは悪いと思って。」

 牛乳よりも絵の具を,主婦よりも絵描きを選択した妻でした。