立川志らく一門会

上野広小路亭にて。(一人)
開場18:30 開演19:00
前売り・予約1,500円 当日2,000円

 一門会は初めて。志らくさんの独演会を2,3度,志ら乃大作戦を1度拝見したことがある。
立川らく人「子褒め」
 初めて拝見。手の震えが伝わって来る。

立川らく里「長短」
 初めて拝見。出だし,この人大丈夫かなぁと思ったけど,味なのね。面白かった。

立川志ら乃「平林」
 一年以上振りに拝見したけれど,面白くなったなぁ。

(仲入り)

立川こしら「風呂敷」
 初めて拝見。押入れに後ろ手に縛られた裸の男!風呂敷に穴が空いていて,兄貴の話が目に見えるようだ。
 思い出していたら,初っ端の「真打で~す!」が面白くなってきた。

立川志らく「黄金餅」
 家元の話もたっぷり。縛られ過ぎなきゃいいけど。談春さんの「乙女か!」話がここでも。
 餅屋の繁盛の理由が,時々中に小判が入っているからって,何か怖い。
 この一門会,次回からは内幸ホールでの開催となるようです。

立川談春のチケット

 先日の発売日の発売開始時刻と同時にクリックして売り切れとなっていた12/26の白談春のチケットがオークションに出ている。

 出品者の事情はわからない。行くつもりで購入して行けなくなったのか,最初から転売目的なのか。
 いずれにしても,これを購入することで,転売目的の購入を助長することになるんだと,自分を押さえる。
 押さえるが……。このタイミングの談春。観たいな聴きたいな。

立川こはる勉強会

高円寺のGALLERY工にて。(一人)
道灌,雛鍔
初音の鼓,家見舞い(肥瓶),三方一両損

 当然ながら,家元の話題。そこからの流れで仲の良かった談大さんの話。本人も処理出来ていないという話をしんみりと聞かされて,こちらはどうすればいい?

 高田文夫のラジオビバリー昼ズから電話でコメントを求められた師匠の談春さんが,「気持ちの整理がついていない」と断ったことを,「乙女か!?」と揶揄されたという話がおかしい。
 まくらでも漏れ出てくる江戸弁というか俗に言う落語家口調に技巧的なところがなくて,しゃべりそのものとして心地がいい。音楽を演奏する楽器として優れているってことかな。曲目や演奏は,選択次第,今後の精進次第。
 天賦の才なのか浸りきった結果なのかわかりませんが,宝物です。

師弟

 久々に休みの日曜日。目的は10:00から発売開始の立川談春さんのチケット入手。

 08:00には起き出して,チケット発売サイトの確認やクレジットカードの番号を用意。30分前からPCの前にスタンバイ。直前からリロードを繰り返し,発売開始の表示と共にダッシュで操作。なのに既に売り切れって!?
 もともと人気の談春さんですが,談志さんの死去で更に関心が高まったのか。
 がっかりしつつも,面を打つ。なんとか「弱法師」の裏の目留めまでこぎつけ,「小癋見」も形になってきた。
 夜は安い白ワインを飲みながら,分裂前の(五代目)小さん・談志の師弟対談も収録されたDVDを視聴。二人ともあちらに行って,一緒に酒でも飲んでるかなぁ等と,小さんさんの「笠碁」を聴いて思ったり。

ボジョレー・ヌーボー其の弐

 特に予定もない休日だったのに,談志さん関連のニュースや特番の録画等を観てしまい,面打ち進まず。

 夜は雪見鍋でボジョレー。
 富士屋ホテルで一杯だけ大振りのグラスで飲んだものは悪くなかったので,解禁日のボジョレーがピンと来なかったのはグラスとのマッチングかと,3種類のグラスで飲み比べ。
 パーフェクションはシンプルな形で好きなのだけれど,ボウルが小さいのかも。今回のボジョレーとセット販売されていたステム無しのリーデルの方が全体に豊かに感じ,田崎さんデザインのグラスだとチョコレートの香りがたつ。
 などとゆっくり味わっていたのも始めのうちだけで,後半は「よってくだんのごとし」。

真夜中の散歩

 仕事の帰りに,某コンビニに予約していたもう一本のボジョレーヌーボーを受け取りに行く。

 扱う店舗が限られていて,自宅最寄り駅から徒歩圏内ではあるけれど,思っていたよりは遥かに遠く,日付を跨いで一時間以上の真夜中の散歩。

 東京ポッド許可局で,立川談志さんの回から,志らのさん,小朝さんの回を聞きながら。

だんしがしんだ(外伝)

 勤務先の近くに演歌と落語専門のCDショップがある。

 昼休みに通りかかると,案の定,店頭のワゴンで談志追悼フェアを開催中で,それを狙ってかテレビの取材が入っていた。
 店頭のモニターに映る家元の姿と取材風景を見るともなく眺めていたら,マイクを向けられて,インタビューを受ける。
 何かを喋ったのだけど憶えていない。

だんしがしんだ

 立川談志死去の噂があるらしいという情報を,キウイさんの呟きで見る。

 キウイさん本人は祈りのような呟きで否定を続けるも,じょじょに本当らしいことが判明。
 21日に亡くなり,直門にも知らせないまま,既に荼毘にふされていたとのこと。
 らしいといえば,らしいのかもしれないが,家元にゾッコンの弟子達は堪らないだろうな。

「能面展」@馬車道アートギャラリー

岩崎久人さんの会の能面展へ。岩崎作品は言わずもがな会員の方の作品もレベルが高い。

会場に「高津紘一古希記念」イベントのDMが置かれている。会員の方にお尋ねしたが高津さんの訃報は間違いではなかった。しかし,イベントは予定通り実施されるようです。

アール・デコの館

 仕事は休み。 リニューアル準備で閉館前の庭園美術館「アール・デコの館」展へ。

 平日なのでそれほど混まないだろうとは思っていましたが,目黒駅から美術館へ向かう道に,同じ目的と思われる人は皆無。
 それもそのはず,着いてみれば毎月第2・第4水曜日は閉館日ですって。
 先日のダブロイドギャラリーでの過ちと同じ轍を踏んでます。一応出がけにサイトを確認したのになぁ。判り辛くないかなぁ……と,責任転嫁も虚しいばかり。

 たどりついたらいつも雨ふり(ザ・モップス)みたいな気持ちで,国立能楽堂の特別展 「松坂屋コレクション 能装束能面展」へ。こちらは開館。

 9月末にも来たのですが,展示換えがあったとのことで再訪。「泥眼」が好みです。
 能装束も面白いのですが,種類やお約束が多くて覚えられない。

 「アール・デコの館」は31日まで。