2013年7月30日(火)
「浪花のお辰:おくら殺し」一龍齋貞鏡
「鍋島怪猫伝:佐賀の夜桜」田辺銀冶
(仲入り)
「短命」立川こはる
「トークショウ」銀冶・貞鏡
芸能・エンターテインメント
第12回『宮治展』@西荻窪・カフェギャラリーK
2013/07/20(土)15:00 カフェギャラリーK
ゲスト:神田松之丞
「戸越銀座怪談」桂宮治
「孝行糖」桂宮治
「桑原さん」神田松之丞
(仲入り)
「阿武松」桂宮治
どーした宮治!?の会。
松之丞さんの講談をキッチリ聞きたかったな。
『二ツ目チャンピオン大会』@池上ホール
2013/07/07(日)
前日に引き続き談吉さんの落語。この日は妻も同道。
「粗忽の釘」柳亭市弥
「おしゃべり往生」柳家さん弥
「粗忽長屋」立川談吉
(仲入り)
「シンデレラ伝説」林家ぼたん(準優勝)
「やかん」三遊亭歌太郎(優勝)
「夢の酒」立川談修(ゲスト)。
全体的に初めは割と静かで,進むにつれ笑いが大きくなった印象。
談吉さん「粗忽長屋」の出来は悪くないというより良かった。序盤は私自身が感じる面白さと会場の反応がシンクロしない感覚があったけど,後半はうけていたようだ。
仲入り明けのぼたんさんがキッチリ受けて,歌太郎さんの「やかん」。歌太郎さんを聞くのは二度目だが,前回も「やかん」だったな。
高円寺に移動し。ライブハウスShowBoatで,同じ会社の隣の島で働いている20歳下の知人が仕切るライブ。ドラムをたたいている彼は,知人とはいえ繋がりは薄いのだが何故か誘われた。元々は前日に一緒だった友人と同じバンドだったという経緯もあるが。
第二回『談吉百席』@サンライズホール
2013/07/06(土)19:00(晴)
「置き泥」
「天災」
(仲入り)
「唐茄子屋政談」
今年に入って一度も会っていない友人を誘ってみたところ行くとのこと。
もともとお笑いが好きな人で,以前同じ職場にいたときは,落語だけではなくお笑いのライブ等にも一緒に行ったものだ。
当日,私の方は15:00まで新宿で仕事をしてから池袋に向かう。予め友人には私の予定を伝えて都合のよいタイミングで連絡をくれと伝えていたが,ようやく17:00に「今どこ?」とメールが届く。池袋だと伝えると,既に何度かLINEで連絡をしたのに返事がないと。
あわててiPhoneのLINEを開くと,確かにメッセージがあった。いやゴメン。LINEアプリは入っているけど,まったく使っていないんだ。
そこから改めてやり取りして池袋で落ち合ったのが18:00。とりあえず会場に向かう途中の喫茶店へ。友人は仕事上で談吉さんと繋がりがあることが判明。まぁ,仕事の内容(手拭屋勤務)からして意外ではないのだが。
10分前ぐらいに入場。未だ席は空きが目立つ。一人であればかなり前に陣取るのが常なのですが,後方よりの席に落ち着く。結局,満席にはならなかったが,まあまあの入り。
「唐茄子屋政談」は人情話にしたくなかったのか,糊屋のばばぁの語りにくすぐりを入れてきて,談吉ファンとしては可笑しくて堪らないのだが,その結果大家への殴りこみに感情移入出来ない状況。
この歳になると,人情話では素直に泣かせても欲しいと思うのだけれど,談吉さんにそれを求めるタイミングは今ではないな。
友人の評価はいま一つ。「唐茄子屋政談」を人情噺としてではなく,糊屋のババァの人物描写?で聞かせたりするから,正統派からは評価され辛いかも。
この辺りが面白くて堪らない人には堪らないんだけどね。
立川流一門会金曜夜席@新宿亭(新宿fu-+)
2013/06/28(金)18:00 新宿亭(新宿fu-+)
「道灌」立川春来(開口一番)
「野ざらし」立川談吉
「勘定板」「安来節」立川平林
「五人廻し」立川志の吉
(仲入り)
「置き泥(夏泥)」泉水亭錦魚
「大工調べ(序)」立川談春
定期的に落語を聴くようになったのは,ここ何年くらいだろう。きっかけが立川談春さんだったのは間違いない。
自宅が横浜なのでにぎわい座の独演会にはほぼ通ってる。時には妻に当日券の行列に並んでもらう。
それ以外の会にも行きたいが「チケットがとれない」というのは,何の誇張も無い形容詞なので最近ではあきらめている。
立川談吉さんを聴くようになったのは,談春さんより何年か遅れてだ。家元談志が亡くなってからだから,ここ一年半といったところだが,最近では談春さんより談吉さんを聴く機会が多い。未だ,チケットが取れないということもないし,価格的にもぐっと安い。
けれど,それだけが理由ではなく,談吉さんの落語にははまったのだ。
勿論,にぎわい座の談春さん(今年は独演会ではなく一門会だが)は通い続けているが,この二人を同じ会で観るのは私は初めてだな。
桂宮治のどっちがドッカン五番勝負Vol.5 ゲスト林家たけ平@ミュージック・テイト西新宿店
2013/06/21(金)19:30 ミュージック・テイト西新宿店
「反対俥」桂宮治
「源平盛衰記」林家たけ平
(仲入り)
「千両みかん」林家たけ平
「青菜」桂宮治
「青菜」が良かった!先日(06/14)の「独演会ですぅ…夏」で,個人的に気になっていたところを,すべて更新してくれていた。
そのうえ,終盤の押入れから転げ出てきたおカミさんが怖いぐらいに面白い。二列目で拝見していたが,宮治さん,顔がでかくなっていないか?顔面の迫力がぱねぇ。
銀座で落語 昇吉・談吉二人会@LA STELLA
2013/06/15(土)17:00 LA STELLA(ニユートーキヨー数寄屋橋本店9階) 3,500円
席亭挨拶
「恋の山手線」から「半分垢」立川談吉
「甲府ぃ」春風亭昇吉
(仲入り)
「七段目」春風亭昇吉
「田能久」立川談吉
懇親会(食事付き)
会場は広い部屋の半分を使い,高座と椅子席が40用意されている。残りの半分には食事用のテーブルが初めからセッティングされている状態。
開演前,高座の座布団が縫い目を客席に向けて置いてあるのが気になっていたら,後方の席に座っていた体格のよい男性が出てきて直していった。スタッフさん?
談吉さんは躓きながら高座に上がり,トークから「恋の山手線」経由で,旅から戻ってくるのはめでたい事だと「半分垢」へ。
対する昇吉さんはまくらもふらずにいきなり「甲府ぃ」に入り,きっちり語ってさがる。
初めの説明では,談吉・昇吉・仲入・談吉・昇吉のはずだったが,仲入りで,先ほど座布団を直した男性がめくりを「春風亭昇吉」に変える。
仲入りあけ,高座に上がったのは昇吉さん。先ほどとは違いトーク。
どうやら当日踊りの稽古先から駆けつけたらしく,電車の乗り換えで荷物の入ったバッグを置き忘れたとのこと。この時点では見つかっていなかった。
他にも先日のサッカーの盛り上がりに触れて,とある話題の人物を「アホ(別の言い回しだったかな)」と評していたが,昇吉さんが言うと言葉以上の意味が付いてしまうのが辛いところ。突き詰めて,そういうキャラに出来れば面白いかなぁ。
「七段目」芝居物は,もとの芝居を知ればもっと面白いのだろうといつも思うのですが,そのとき限りで勉強しないな。
桂宮治独演会「独演会ですぅ…夏」@日本橋社会教育会館ホール
2013/06/14(金)19:00 日本橋社会教育会館ホール
ご挨拶
「まんじゅう怖い」三遊亭遊松
「皿屋敷」
「青菜」
(仲入り)
「百川」
宮治さんが心配されていた客の入りもまずまず。
会場であったお知り合いが「お客が少ないっていうから自腹で家族と知り合い連れて来たけど,必要なかったかなぁ。」とおっしゃっていましたが,これもまた宮治さんの魅力がなせる業。つまらない会に知り合いは連れてこれない。
私はといえば,前日までの連続長時間勤務のため本気で眠かったので,ミンティアメガハードを持参しましたが睡魔の出番なし。宮治さんの会で期待を裏切られたことはないのですが,今回も盛り上がりました。
個人的に気になった点がいくつか。
・立派な会場なのに,宮治さんのメクリがシワシワ!!
・お菊さんが縛られたのは「ロープ」って言った?
・ガラスのコップはふったっけ?聞き漏らした?
・お湯やの帰りなら体は熱いんじゃないか?
まぁ,そんな重箱の隅の話は脇に置いておくにして「百川」だ。
私が直近で「百川」を聴いたのは,にぎわい座の一門会での立川談春さん。二日連続で聴いた。よかった。談春さんの「百川」に何の文句もないけれど,その時に「あ~宮治さんで聴きたいなぁ」と思った。
「お見立て」や「棒鱈」を聴けば宮治さんの百兵衛が面白いのは明らかですが,「魚河岸の若いもん」がきっちり出来なければ面白さは半減。宮治さんならそれをこなして面白さを際立たせてくれるとふんだわけですが,あたりでしたね。面白かった。
ところで,話の始め,百兵衛と主人が話していると二階で手が鳴り,女中が対応できない場面。
演者は上手の下を向いて何度となく大きな声を出しますが,あれは主人が二階に返事をしているんですよね?二階の客が呼んでいる声じゃないですよね?
談春さんのときもそうだったように思うのですが,何故,下に向かって声をかけるような形なのか不思議。
さて,三席いずれもご本人がおっしゃられているように荒いところはありますが,聞いているこちらにはしっかりと手応えがありました。
さっそく,翌日発売開始になった「秋ですゥ」のチケットをイープラスで購入しましたとさ。
※何年か前に,枝雀さんの音源で「青菜」を聴いた妻が柳陰を作ってくれたっけ。今回,妻は同道しなかったけれど,宮治さんの「青菜」を聴かせたら,また作ってくれるかなぁ。
※終演後,幕が下がる間,宮治さんが客席に向かって懸命に何やらおっしゃっていたのですが,誠に残念ながら拍手にかき消されてほとんど聞き取れなかった。一旦拍手を止めさせるとかのコントロールは,未だ難しいか。何かを伝えたいという気持ちだけは充分に伝わったよ。
のんき夜行(春風亭正太郎・立川こはる)
2013/06/06(木)20:00 新宿
「湯屋番」立川こはる
「佃祭」春風亭正太郎
(仲入り)
「看板のピン」春風亭正太郎
「三方一両損」立川こはる
落語×市田邸「立川こはるア・ラ・カルト」@市田邸
2013/06/01(土)14:00 市田邸 2,000円
「道具屋」立川春松
「転宅」立川こはる
(仲入り)
「権助魚」立川こはる
「風呂敷」立川こはる
演目の順番はこうだったかな?自信が無い
この時期,元モーニング娘。矢口さんの話題絡みで,間男ものをかける落語家さんが多い。
口演途中で,カメラマンがフラッシュをたいて撮影していて,珍しいなと思っていたが,どうやらこはるさんも予想外というか話が通っていたわけではないらしく,戸惑っている様子。
さらに,話の途中,開け放された縁側を当たり前のように人が行き来するという,ゆるい運営。
会場となった市田邸。雰囲気は良いのだけれどねぇ。
※18:00から夜の部もあり。