NHK新人落語大賞はメンバー中で唯一お名前も存じなかった桂佐ん吉さんが受賞。
あの人がとれなかったのは残念だけど,土曜日の放送に注目。
映画・テレビ
マンションの話とキングオブコント
10:00から相手宅で当事者同士の話し合い第一ラウンド。
もともと顔見知りでもあり,お互いに事を荒立てるつもりは無いことを確認。遅くても今年中の解決を目処に。ということで合意。穏やかに済みますように。
午後からは溜まっていた作業を片付けて早めの夕食。
前日録画しておいたキングオブコントを見ながらワインをチビチビ。
コロコロチキチキペッパーズの一本目は確かに面白かったけど,総合ではロッチの方だよなぁ。
その前に巨匠の点数の低さに唖然。巨匠やアキナが上位五組に残れないなんてドーユーことだと憤懣やるかたなし。
今回の審査員のメンバーは皆大好きな芸人さん達ではあるけれど,決勝に残れなかった芸人さん達が審査をするという前の方法が面白かった。
マレフィセント@ムービル
2014/08/18(月)18:50
妻の希望が無ければ見なかったかもしれない映画。
巧く出来た作り話が好きなので,童話的なお話はもってこいの題材のはずなのですが,実際には「チャーリーとチョコレート工場」とか「アリス・イン・ワンダーランド」でチョッとがっかりした覚えがあるし,テレビCMでのアンジェリーナ・ジョリーのイメージが何だか強烈過ぎて。
でも,これ面白かった。凄くよかった。子供向けじゃ無いような気がするけれど,お伽話ならではの杜撰さが私にはピッタリきた。その辺り気にせずに飲み込めると,抜群に良いよ。
ただ,王様は可哀そうだったな。そして,アンジェリーナ・ジョリーはやっぱり強烈だった。ジウジアーロデザインかと。
目黒 de 映画サロン
2014/08/16(土)13:00
午前中仕事。午後は目黒の映画制作関係者のご自宅にて数人で映画のDVDを見るというイベントに参加。プロデューサーと監督,それに役者さんが三人。私だけが素人。二回目の参加ですが,前回も素人は私だけだった。
作品は「灼熱の魂」。記憶にないけれど2011年12月に日本で公開された映画とのこと。
複雑な関係性が解き明かされる,というかパズルみたいに組み合わされていく様が見事という見方と,出来過ぎという意見のどちらもあると思いますが,その背景にある問題と,最後に明かされる手紙の内容に,なんとも言い難い思いが残る。
一回見終わった後,再度,初めから映像を流しながら,あれこれと専門家視点での興味深い解説が入る。
スイートプールサイド@キネカ大森
2014/08/08(金)キネカ大森
先週08/06,妻と映画を見ようということになった。
私が気になっていたのは,テレビCMや情報番組などで目にしていた「GODZILLA ゴジラ」「思い出のマーニー」「マレフィセント」。前回行きそびれた「呪怨 終わりの始まり」。映画情報サイトで気になった「グランド・ブダペスト・ホテル」「2つ目の窓」「スイートプールサイド」。
妻に提案したのは「GODZILLA ゴジラ」から「グランド・ブダペスト・ホテル」までの五つ。妻の選択は「マレフィセント」だったが上映時刻のタイミングが合わず「グランド・ブダペスト・ホテル」を見た。好きな映画が一つ増えた。「マレフィセント」は後日改めて見に行く約束をしている。
その他の候補の中で「スイートプールサイド」が気になる。一旦気になると加速度的に気になる。
情報源は映画情報サイトと公式サイトのみ。大抵の映画公式サイトは映画自体よりも魅力的だ。漫画原作らしいが未読。
確認時点で関東圏での上映はキネカ大森のみで8/8まで。となると俄然見たくなるのが人の情。上司と掛け合って(理由は伏せて),夜の勤務を人の少ない翌週と入れ替えて無理やり時間を作って最終日の最終回を一人で見に行った。
キネカ大森は西友大森店の五階。3スクリーンのノスタルジックな映画館。「プルガサリ」とか上映中。
「スイートプールサイド」を上映するシアター2は69席。私の他には,20代の男性二人連れ,仕事帰りに見える60歳くらいの男性二人連れ,女性のお一人様が何人か。
大正解。ここ数年で私が見た中でも最も好きな映画の一つ。出来の善し悪しではなく,あくまでも好みで,全く誰にもお勧めはしないが,とても好き。好き過ぎる。
「体毛の薄い高校1年男子が体毛の濃い高校1年女子の腕やら脛やら脇やらを剃る」という映画。こう纏めてしまうと身も蓋もない変態映画のようだけれど,思春期の純粋な心の悩みを……と書きたいが,やっぱり多分に変態映画だ。というか,そもそも高校生なんて皆変態だ。ドロドロしてキラキラしてる。
主人公の二人だけじゃなく,クラスの男友達も女友達も,水泳部のキャプテンもOBも良いやつばかりだったな。良いやつばっかり過ぎるな。それも良い。
思い出しても切なくて胸が痛くなる。
リアルな高校生が起こした事件がセンセーショナルに報道されているが,地続きなんだろうな。
無理やり時間を作って出かけた手前,つまらなかったとは思いたくない!という意識が働いているかもと,数日放っておいたが,やはり好きなので書いておく。
グランド・ブダペスト・ホテル@角川シネマ有楽町
8/6は日本にとって大きな出来事のあった日ですが,我々夫婦にとっては,結婚(式)記念日でもある。ちなみに今年は9回目。よりによってこの日を選ばなくても良かったのだが,深く考えたわけじゃない。深く考えない時点でダメなのかもしれないが。
と,去年と同じ言い訳をしつつ,日本の歴史を踏まえた未来については何をしていいか判らないので,せめて妻には良い雰囲気で食事でもと,猛暑の中を二人で都内へ。
せっかだから映画でも見よう。都内で上映中の映画をざっと見渡すと興味を引かれるものがいくつか。あくまでも私の興味の順番に挙げてみると次の通り。
「グランド・ブダペスト・ホテル」「2つ目の窓」「GODZILLA ゴジラ」「スイートプールサイド」「思い出のマーニー」「マレフィセント」「呪怨 終わりの始まり」
方向性が見えない。
妻の選択は「マレフィセント」。ところが,東銀座駅に着いたのが開演時刻10分前。とりあえずマリオンに向かい,チケット売り場で5分前。ちょっとした行列が出来ていて手間取りそうなので,少し時間に余裕のある角川シネマ有楽町の「グランド・ブダペスト・ホテル」に変更。
CGのようなアニメのような背景とか,全体的な映像が大好きなタイプの映画。グロいシーンもあるけれど,わざとリアルさを落としているダミーの人体表現でコミカル風味。アガサがとても魅力的。
私はとても満足しましたが,妻の感想はどうだったのかな?「面白かった」と言ってはくれましたが,改めて「マレフィセント」を見に行く約束をする。
夕食はフレンチ。店はグランド・ブダペスト・ホテルよりはまっとうなホテルの二階。
いきなりアミューズが崩れ落ちたり,オードブルの蓋付きの器が丼物の風情だったり,突っ込みがいのあるコースでしたが,結局きちんと満足させてくれるのも伝統の力。小さなお祝いのケーキも付けていただきました。
飲み残して持ち帰ったワインを自宅で飲みながらテレビをつけると,綾瀬はるかさんがインタビュアーとして広島のお年寄りから当時の様子を聞いていた。暑い一日。
パシフィック・リム,風立ちぬ@109シネマズ川崎
2013/08/24
かっこいいロボット映画。デザインが様々で楽しい。三本アームはどうかと思うけれど,ロシア機のデザインはいいな。
二人での操縦方法とかくせのある設定だけど,飲み込めれば面白い。カイジュウのシーンが全体的に暗くて,それぞれの形状が良く判らないのが残念。
「風立ちぬ」は二回目。色々な飛行機が出てくる中で,ジローが手掛ける機体が悉く単座機であることは象徴的。
交通手段とか輸送とかの目的を持たない,飛ぶために飛ぶ。ジョナサン。
自分勝手だけど,それが許される才能と環境が羨ましいね。
映画と落語とカフェとカフェ
日曜日に久々に休みをとって,今年が最後となる大銀座落語祭へ。数日に亘って数箇所の会場で若手から大御所までがいろいろな演目を行う。落語祭と銘打ってはいるが,漫才・コント・パフォーマンスなんでもあり。
私のお目当ては三遊亭白鳥さん。新潟県上越市出身で模型店の二男。高田高校出身との事ですから優等生ですね
聞いたことはないが新作中心の実力派らしい。
プログラムは三部構成で,一部には白鳥さん以外にも髭男爵,狩野英孝,ハイキングウォーキング,はんにゃ,フルーツポンチ,5GAPと今な面々がテンコ盛り。
二部は電撃ネットワーク。銀座博品館劇場で電撃ネットワーク!
三部は昔昔亭桃太郎(せきせきていももたろう)さんが「死神」を初演でかけるという。失礼ながら聞いたことの無いお名前ですが,この売れっ子メンバーのとりを勤めるのですから,大御所なのでしょう。そんな方の初演を見られるというのも一興。
これで1,500円は安いと,予約開始日に電話したが(と言っても私は仕事中なので奥様に依頼)なかなか繋がらないまま販売終了。人気だな髭男爵!けど,後日の二次募集でまぁまぁの席がとれてラッキー。
当日は12:00からの銀座での落語会の前に,09:40から川崎チネチッタで映画「チェブラーシカ」を観る。チネチッタでは同じく前日から始まった「崖の上のポニョ」も当然上映していて,そちらには次々と子供連れが吸い込まれて行くのに,こちらは今一歩伸び悩みか!?
内容はチェブラーシカが好きな人には面白いとしか言えません。
映画が終わって速攻銀座へ,ギリギリ開演に間に合う。
5GAPから始まって休憩を挟んで白鳥さんで終わる一部,髭男爵が乾杯してるよ!Qちゃんがコーラ飲んでるよ!面白い!
電撃ネットワークの二部。面白い!期せずして観客からアンコールの手拍子が起こるが,三部が控えているので無理だろうと思っていたら,やっぱりあえなく10分休憩のアナウンス。
電撃ネットワーク大暴れの痕跡を消すために,若手が舞台を掃除するうちに休憩時間中が終わり幕があがるが,めくり(演者さんの名前が書いてあるやつね)がない。
噺家さんが登場。前述のとおり私は桃太郎という噺家さんを知らなかったのですが,高座に座ったその人はど~見ても若すぎる。すると,やはり三遊亭なんとかという若手の方で,電撃ネットワークが作った空気とパフォーマンスで使った花火の煙で,落語を始められる状況じゃないから場を繋げと言われて急遽出てきたらしい。10分くらい話していましたが,結構面白かった。後で名前を確認しておこう。
いよいよ真打登場。ご本人曰く,普通,始めての噺は上野広小路亭とか池袋演芸場とかの小さな寄席(冗談で,もっとひどい言い方をしていたが忘れました。)でお客さんの前で何度か演じて,反応を見つつ修正を加えて完成度を高めるらしいのですが,今回は「初演」が売りなので他ではやらないでくれと主催者に言われたのだとか。
博品館劇場で初演というのはベテランでも緊張するようで,なかなか噺に入らない。師匠に当たる春風亭柳昇さんみたいな飄々とした語りではあるのだけれど,いまいち合わないなぁと思いながら聞いていたが,最後の下げにはあっけにとられた。もともと新作中心の噺家さんらしいので,古典そのままじゃないのは主催者側の狙いというか希望だったのかもしれないけれど,面白くなくて吃驚。桃太郎さん。今度は練り上げた話を聞いてみたい。
15:00過ぎに終了。お昼を食べていないのでお腹は空いているけれど,半端な時刻なのでディック・ブルーナモスの銀座カフェで極々軽く食事。
少しブラブラして地元に戻って17:00過ぎ。新しく出来たおされなカフェで早めの夕食。
イームズを並べたミッドセンチュリーっぽい雰囲気のお店ですが,同じカテゴリーで括られるとはいえハンス・ウェグナーが置かれているのは微妙。
ハートランドをたのむ。美味しいねハートランド。奥様の頼んだグァバジュースも同じデザインの大きさ違いのiittalaっぽいグラス。ビールとソーセージと温野菜で至福の一時。
物足りないのでポークチャップとハウスワインの白をグラスで頼む。ワインの銘柄を尋ねると「秘密」だと。何故?グラスはリーデルオーかな?味は悪くない。
ポークチャップはお手軽な値段から想像していたのとは違って,厚手で大振りのポークがドーンと二枚。美味しいけど,いささか甘すぎるかなぁ。
ハウスワインの赤をグラスで頼む。銘柄は訊かない。ポークの味のためかワインまで甘く感じる。
今度はボトルでワインを頼んでゆっくりしてみましょう。
満足と不満足の振幅の大きな面白い一日でした。
※メニューのChampagneのラインナップがスプマンテとカヴァとポメリー(ヴーヴだったかな?)。
あんどーなつ
「ちりとてちん」から「貫地谷しほり」繋がり。録画していた第一回をやっと観ました。
ちりとてちん-02
DVDの2枚目,4週まで見ました。