2013/10/05(土)19:00 アートスペースサンライズホール(曇)
「子ほめ」
「ピッケル」
(仲入り)
「田能久」
自ら「王道」をテーマに掲げていた今回の百席でしたが,声が……
2013/10/05(土)19:00 アートスペースサンライズホール(曇)
「子ほめ」
「ピッケル」
(仲入り)
「田能久」
自ら「王道」をテーマに掲げていた今回の百席でしたが,声が……
2013/09/24(火)19:00 のげシャーレ
オープニングトーク
「がまの油」
「暴れ牛奇譚」
(仲入り)
「お見立て」
我々夫婦は最前列の右サイドに陣取る。音助さんには申し訳ないが,話が始まると慢性の不眠で逆に常に眠い妻が船をこぎ始める。後ろの席の人が気になるだろうなぁと思っていたが,宮治さんの「がまの油」が始まると,目が覚めたようだ。恐るべし。
「暴れ牛奇譚」は,瀧川鯉八さん作の新作落語。最近頓に評判の高い鯉八さんですが,残念なことに私は未見。「暴れ牛奇譚」も面白いという評判ばかりが耳に届いていたわけですが,幸か不幸かオリジナルより先に宮治さんで聴くことになるとは。オリジナルを知らないままに聴いた「暴れ牛奇譚」でしたが,プロローグとエピローグに挟まれたメインの話の繋がりが謎のまま放り出され,一瞬呆気に取られるが,非常に面白かった。
ネタ下ろし二席が終わり,ホッとしたからでもないでしょうが「お見立て」では残念な言い間違いがあり,更にご本人も触れざるを得ないようなすっ飛ばしもあったりしたが,勿論それも面白く処理してくれた。
聞き間違いでなければ「がまの油」の言い立てでも微妙な言い間違いがあり,その一つ一つを穿り返すつもりはないが,人の失敗に目ざといという因果な性格のため,私は言い間違いには敏感だ。
宮治さんの場合には,本人にも制御できない仕事量がその背景にあるのだと思う。仕込や練習が間に合わないのではないだろうか。おそらく今はそういう時期なのだ。踏ん張って欲しい。
話は変わるが,私は永く職人さんと関わる仕事をしてきた。「手間隙を惜しまない」というのは言われがちな職人の理想だが仕事となるとそうは行かない。どの部分の手間隙を省くかの鬩ぎ合いになる。完璧は無い。常に手抜きと見切りが要求される。どこかの時点で完成としなければ,商品として客に出せない。
「速さが金になる。」というのは私の師匠の金言だ。仕事が速ければ商品を沢山作れるのは当然だが,それだけではなく,時間的な余裕を作れる。最低限の仕事をこなした上で品質に時間を注ぎ込めるようになる。
宮治さんはおそらく落語を仕上げるのが速い。何度かネタ下ろしを聴いたが例外なく面白い。こちらも「ネタ下ろし」だからと身構えてハラハラしながら聴き始めるが,最後にはただただ笑っている。初回から充分に売り物として提示してくれて,少し演り込めば更に面白さが増す。上手さが前面に出てこないのは,上手さの何よりの証拠だ。
宮治さんが落語芸術協会所属というのは象徴的。「芸」の「術」に秀でているのだ。もしかすると本人にとってはある意味で不運かもしれないが,リアルタイムで聞ける私にはこの上ない幸運。
「暴れ牛奇譚」のような話が出来るのであれば,グンと守備範囲が広がる。今は辛いかもしれないが,ここが正念場。永く続く正念場かもしれないが何とか乗り切っていただきたい。
ご本人が心配していた集客面も,当然のようにほぼ満席で,次回の「よこはま宮治展」も年明け2/26日に決まり,横浜は大きな損失を免れた。その前の11月は日本橋社会教育会館。4月には国立だ。クニタチではなくコクリツだ。
我ながらまとまりの無い文章だがとにかく嬉しい。文句ばっかり書いているようだが,本当に嬉しい。
とてもよい会だった。終了後に妻と二人で近くの餃子屋に寄り美味しいビールを飲んだ。
2013/09/20(金)19:00 のげシャーレ
「平林」
「提灯屋」
(仲入り)
「寄合酒」
「岸柳島」
トークタイムでは客席から随分と積極的に声が出ていたが,随分と品の無い発言があったな。
話は四席とも良い出来。
仲入りで流れた「やまがたすみこ」さんの歌が懐かしすぎる。
それと,「平林」を神楽の芸人さんに教えるとかでご自分で録音されていたのですが,メディアがカセットテープ。何とはなしにこはるさんらしいと言えなくも無いが,相手も対応出来るのか。私はカセットテープで音源をいただいても対応出来ないな。
2013年7月30日(火)
「浪花のお辰:おくら殺し」一龍齋貞鏡
「鍋島怪猫伝:佐賀の夜桜」田辺銀冶
(仲入り)
「短命」立川こはる
「トークショウ」銀冶・貞鏡
2013/07/20(土)15:00 カフェギャラリーK
ゲスト:神田松之丞
「戸越銀座怪談」桂宮治
「孝行糖」桂宮治
「桑原さん」神田松之丞
(仲入り)
「阿武松」桂宮治
どーした宮治!?の会。
松之丞さんの講談をキッチリ聞きたかったな。
2013/07/07(日)
前日に引き続き談吉さんの落語。この日は妻も同道。
「粗忽の釘」柳亭市弥
「おしゃべり往生」柳家さん弥
「粗忽長屋」立川談吉
(仲入り)
「シンデレラ伝説」林家ぼたん(準優勝)
「やかん」三遊亭歌太郎(優勝)
「夢の酒」立川談修(ゲスト)。
全体的に初めは割と静かで,進むにつれ笑いが大きくなった印象。
談吉さん「粗忽長屋」の出来は悪くないというより良かった。序盤は私自身が感じる面白さと会場の反応がシンクロしない感覚があったけど,後半はうけていたようだ。
仲入り明けのぼたんさんがキッチリ受けて,歌太郎さんの「やかん」。歌太郎さんを聞くのは二度目だが,前回も「やかん」だったな。
高円寺に移動し。ライブハウスShowBoatで,同じ会社の隣の島で働いている20歳下の知人が仕切るライブ。ドラムをたたいている彼は,知人とはいえ繋がりは薄いのだが何故か誘われた。元々は前日に一緒だった友人と同じバンドだったという経緯もあるが。
2013/07/06(土)19:00(晴)
「置き泥」
「天災」
(仲入り)
「唐茄子屋政談」
今年に入って一度も会っていない友人を誘ってみたところ行くとのこと。
もともとお笑いが好きな人で,以前同じ職場にいたときは,落語だけではなくお笑いのライブ等にも一緒に行ったものだ。
当日,私の方は15:00まで新宿で仕事をしてから池袋に向かう。予め友人には私の予定を伝えて都合のよいタイミングで連絡をくれと伝えていたが,ようやく17:00に「今どこ?」とメールが届く。池袋だと伝えると,既に何度かLINEで連絡をしたのに返事がないと。
あわててiPhoneのLINEを開くと,確かにメッセージがあった。いやゴメン。LINEアプリは入っているけど,まったく使っていないんだ。
そこから改めてやり取りして池袋で落ち合ったのが18:00。とりあえず会場に向かう途中の喫茶店へ。友人は仕事上で談吉さんと繋がりがあることが判明。まぁ,仕事の内容(手拭屋勤務)からして意外ではないのだが。
10分前ぐらいに入場。未だ席は空きが目立つ。一人であればかなり前に陣取るのが常なのですが,後方よりの席に落ち着く。結局,満席にはならなかったが,まあまあの入り。
「唐茄子屋政談」は人情話にしたくなかったのか,糊屋のばばぁの語りにくすぐりを入れてきて,談吉ファンとしては可笑しくて堪らないのだが,その結果大家への殴りこみに感情移入出来ない状況。
この歳になると,人情話では素直に泣かせても欲しいと思うのだけれど,談吉さんにそれを求めるタイミングは今ではないな。
友人の評価はいま一つ。「唐茄子屋政談」を人情噺としてではなく,糊屋のババァの人物描写?で聞かせたりするから,正統派からは評価され辛いかも。
この辺りが面白くて堪らない人には堪らないんだけどね。
2013/06/28(金)18:00 新宿亭(新宿fu-+)
「道灌」立川春来(開口一番)
「野ざらし」立川談吉
「勘定板」「安来節」立川平林
「五人廻し」立川志の吉
(仲入り)
「置き泥(夏泥)」泉水亭錦魚
「大工調べ(序)」立川談春
定期的に落語を聴くようになったのは,ここ何年くらいだろう。きっかけが立川談春さんだったのは間違いない。
自宅が横浜なのでにぎわい座の独演会にはほぼ通ってる。時には妻に当日券の行列に並んでもらう。
それ以外の会にも行きたいが「チケットがとれない」というのは,何の誇張も無い形容詞なので最近ではあきらめている。
立川談吉さんを聴くようになったのは,談春さんより何年か遅れてだ。家元談志が亡くなってからだから,ここ一年半といったところだが,最近では談春さんより談吉さんを聴く機会が多い。未だ,チケットが取れないということもないし,価格的にもぐっと安い。
けれど,それだけが理由ではなく,談吉さんの落語にははまったのだ。
勿論,にぎわい座の談春さん(今年は独演会ではなく一門会だが)は通い続けているが,この二人を同じ会で観るのは私は初めてだな。
2013/06/21(金)19:30 ミュージック・テイト西新宿店
「反対俥」桂宮治
「源平盛衰記」林家たけ平
(仲入り)
「千両みかん」林家たけ平
「青菜」桂宮治
「青菜」が良かった!先日(06/14)の「独演会ですぅ…夏」で,個人的に気になっていたところを,すべて更新してくれていた。
そのうえ,終盤の押入れから転げ出てきたおカミさんが怖いぐらいに面白い。二列目で拝見していたが,宮治さん,顔がでかくなっていないか?顔面の迫力がぱねぇ。
2013/06/15(土)17:00 LA STELLA(ニユートーキヨー数寄屋橋本店9階) 3,500円
席亭挨拶
「恋の山手線」から「半分垢」立川談吉
「甲府ぃ」春風亭昇吉
(仲入り)
「七段目」春風亭昇吉
「田能久」立川談吉
懇親会(食事付き)
会場は広い部屋の半分を使い,高座と椅子席が40用意されている。残りの半分には食事用のテーブルが初めからセッティングされている状態。
開演前,高座の座布団が縫い目を客席に向けて置いてあるのが気になっていたら,後方の席に座っていた体格のよい男性が出てきて直していった。スタッフさん?
談吉さんは躓きながら高座に上がり,トークから「恋の山手線」経由で,旅から戻ってくるのはめでたい事だと「半分垢」へ。
対する昇吉さんはまくらもふらずにいきなり「甲府ぃ」に入り,きっちり語ってさがる。
初めの説明では,談吉・昇吉・仲入・談吉・昇吉のはずだったが,仲入りで,先ほど座布団を直した男性がめくりを「春風亭昇吉」に変える。
仲入りあけ,高座に上がったのは昇吉さん。先ほどとは違いトーク。
どうやら当日踊りの稽古先から駆けつけたらしく,電車の乗り換えで荷物の入ったバッグを置き忘れたとのこと。この時点では見つかっていなかった。
他にも先日のサッカーの盛り上がりに触れて,とある話題の人物を「アホ(別の言い回しだったかな)」と評していたが,昇吉さんが言うと言葉以上の意味が付いてしまうのが辛いところ。突き詰めて,そういうキャラに出来れば面白いかなぁ。
「七段目」芝居物は,もとの芝居を知ればもっと面白いのだろうといつも思うのですが,そのとき限りで勉強しないな。