最後まで見ました。
一部には最後の方がバタバタとして無理やり締めくくった感があるという意見もありましたが,「序・破・急」の急として違和感は感じませんでした。
それよりも,亀山絆が怪我をするエピソードに登場するダガーナイフを持った男が,先日の秋葉原の事件を想起させます。
規模は違うし対象が不特定多数と特定個人の違いもあるけれど,認めてもらうことの代替が破壊することという図式が描かれていることにドキッとさせられます。
それほど特別な理由もなく,自分自身も被害者だけでなく加害者にも容易に成りえるのだという意味で「明日は我が身」という言葉が浮かびます。
ただし,それを防いでくれるのもまた,それほど特別な状況ではないことを願っています。