モバイルギア

 相変わらず「PC-CV50F」には心惹かれるものの,ノートPCを買うのであれば,やっぱりIBMがいいな等と,中古も含め迷いに迷っています。もちろん,充分な資金があればとりあえずどちらかを買ってしまうのでしょうが,結局お金が無いが為に迷っているわけです。

 現状私の通勤車内での文書作成環境がどうなっているかといえば,モバイルギア時々リブレット100。
 モバイルギアは比較的最近ソフマップで中古を入手。モバギとしては三代目になるのかな?ちなみに二代目はまだ手元にありますが,ある日突然電源が入らなくなったままです。バックアップ電池が切れただけとかいう原因を期待しているのですが未だ確認していません。しかし,文字入力は三台目の方が断然快適です。これはサイズが大きいというデメリットを補って余りあるところ。

 リブレットはかなり依然に入手したものですが,OSが載っておらずFDDが無いという状態だったので使えなかったわけです。純正の外付けFDDは1万を遥かに越えるし,買ったはいいけどHDDがダメだったとかだと悲しいし,と悩んでいたのですが,ヤフオクで3000円でFDDを落としてみると,無事にDOSとWin95をインストールできて正常に稼動しました。

 ただ,ディスプレイドライバが適合していないため,折角のワイドモニタの両サイドが無駄になっています。どこかに,ドライバないかしらん。

箪笥

 「CASSHERN」以来,久々の映画です。
 記録的な猛暑も落ち着きを見せた今日この頃,今更ながらという感じではありますが「夏は怪談! 」というわけで,洋物ホラーはHIT率が低すぎるし,よさげな和物も見当たらないので,お隣の韓国製ホラー「箪笥」を見てまいりました。

 出かけたのは川崎のチネチッタ。久々にいきましたが,なにやら様変わりしていて何処に映画館があるのか分からないという体たらく。ゲーセンの警備員さんに訊くと「そこ」と目の前の建物を指差されました。

 チケット売り場へ行くと,10を越える劇場で色々な映画を上映中。「スチームボーイ」や「サンダーバード」等気になる映画も目白押し。しかしながら、何故かやっぱり心引かれる「箪笥」。
 結果,これが正解! 和風ホラーをという私の期待に応えてくれて,しかもなお,それ以上のものを見せてくれました。
 心理学や精神病理等には疎い私ではありますが,一見バラバラで時に相反するような映像の断片が,最後に明かされる箪笥にまつわる出来事によって充分に納得させてくれる結末に向い一気に収斂する。全ての登場人物の人としての哀れが遣る瀬無い思いを残すものの,ホラーの枠組みを越える良い映画でした。

エロチックな関係

 PCを眺めに行ったソフマップで,ビートたけし・宮沢りえ・内田裕也……といった面子に引かれて買ってみましたDVD。

 多分,当分観ないんだよなぁ。そんなDVDがけっこうあります。「狂った果実」「罪と罰」とか。「探偵物語 BOX」は4話くらいで止まっているし「1999年の夏休み」「日曜日の恋人たち」は何度観ても途中で寝ちゃうし。つまらないとかじゃなくて飲みながら観てるからなんだけど。
 DVDは家でくつろいで観られるのが良いんですが,どうも気が緩んじゃって観ながら飲みすぎて,いつの間にやら眠ている。それはそれで,いい時間なんだけど。

スポーツの祭典

 世界最高峰の運動能力は理屈を超えた感動を与えてくれますが,それだけでは飽き足らない人も居るようで。

 中国との決勝戦で,試合以上に周辺の盛り上がりが取り上げられていましたサッカーのアジアカップ。歴史的,政治的な問題を含んだ背景に踏み込むことも難しいのですが,テレビの映像(勿論これもなんらかのフィルターを通過しているのも承知で)から受けた印象だけにたよると,自分が受けた教育を信じ純粋に日本を敵視している人や,そんな状況を利用して政治的な駆け引きに利用しようという人や,なんだか尻馬に乗って暴れたい人や,いろいろな人がいるようです。中国の教育の効果で,実際に戦争体験を持つ世代より,若い人の間に反日感情が強くなっているという話もありましたが,やはり一日本国民としての私は「もういいじゃないか」とは言えませんし。

 その中国北京で四年後にオリンピックが開かれるそうですが,その四年前,つまり今年まもなくアテネでスポーツの祭典,オリンピックが開催されます。別段斜に構えるつもりもないのですがなんだか年々オリンピックへの興味が薄れています。
 とは言ってもやはり日本人選手の言動は気になるところ。

 前回のオリンピックでうんざりしたのは,柔道の田村(当時)亮子選手と井上康生選手の決勝。技が決まった刹那,未だ闘う意思を捨てない相手選手を振り解くように勝利をアピールする姿からは,同じ「道」を志した相手に対する敬意のかけらも感じられず,これが道を極めた日本の代表の姿かと思うと,情けない思いを禁じ得ず,日本でテレビを見ている子供達があの態度に憧れたりしないよう祈ったものです。

 更には表彰台で亡きご母堂様の遺影を掲げる井上康生選手の画に至っては,マスコミ挙って美談へと祭り上げるなか,その昔,無言で突き上げた黒い拳の覚悟を朧げながらも感じた(さらには孫基禎、南昇竜と言った名前も知識としては知っている)身としては,無理やりにでも今日の日本の平和を汲み取るぐらいしか恥ずかしさを誤魔化す術がありませんでした。

ブラックパワー・サリュート
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88

「PC-CV50F」その後

 悩んでいます,一月ほど。

 ポイントは外出先(電車の中)での文章作成。これだけなら、現行使用中のモバイルギアでも十分なのですが,PCとのデータのやり取りが面倒くさい。もちろんケーブルやPCカード経由で可能なのですが,それさえも面倒くさい。モバイルギアにPCカードを挿すと「電源減るよ」といわれるので,通常は本体に保存しつつPCに移すときだけカードに保存しなおすわけですが,これがね……。なんか,同じような文章があっちこっちに出来て,どれが活きているのやら解らなくなってくるんですね。要は,結構文章が不安定で常に変更を加えるのが問題かも。
 だから,常にサーバに接続できて,そこにおいてあるファイルを更新できるスタイルが理想なんですが,そうなるとモバギにP-inカード挿してっていう方向かな。バッテリーどのくらい持つんでしょう。

 まぁ,モバイルで通信環境ということになれば,モバイルギアであろうとメビウスであろうと,電源の持ちがネックなのは同じ事なので,PC-CV50Fを買う理由にはなっていませんね。
 結局,単に欲しいんです。ハッキリした理由がなく欲しい物って,自分を理詰めで納得させられないんで辛いですね。何しろ,昔欲しかったNECの98HANDYを去年になって2台も買ったくらいですから。えぇ,もちろん使ってません。というか,使い辛いです今更。ただね,物としてどーしても欲しかったんです。

 もう少し悩みます。