『二ツ目フェスティバル』躍動編@シアターマーキュリー新宿

「応援VTR」立川談春
「時そば」立川かしめ
「ちむわさわさぁ」立川笑二
(仲入り)
「棒鱈」立川寸志
「落語家」立川吉笑

かしめさんは仕掛けが多く,私が楽しめるギリギリの感じ。あれ以上だと(私は)疲れるかも。

笑二さんは同道した妻にとっては久々だったけど,怪談大好きな彼女にははまった感じ。
私にとっても久々のアヤカ。というか,復帰後初めて聞く新作。嬉しい。

寸志さんはいみじくも笑二さんが言ってた通り,この回唯一の「落語」。抜群の安定感。

吉笑さんはかしめさん以上に仕掛けだらけ。それで疲れちゃうときもあるけれど,この話は面白かったなぁ……

照明が眩しく客席が見えなかった寸志さんが,ただ一つ認識できた最前列の白い靴は私のコンバース。

#落語立川流まつり

『立川流日暮里寄席』@サニーホール

「山号寺号」立川公四楼
「ざるや」立川志らぴー
「くしゃみ講釈」立川寸志
「時うどん」立川雲水
(仲入り)
「緊急事態宣言」立川がじら
「紙入れ」立川志のぽん
「井戸の茶碗」立川談春

もちろんミーハーな談春さん目当てで行ったわけですが,その甲斐はあった。
寸志さんはいつも通りとしても,あまり聞く機会のない雲水さんも(失礼ながら)意外なほど面白かった。

『こはる改メ立川小春志真打昇進披露パーティー』@明治記念館

2023/07/30(日)

熱い日。
会場前ロビーで独り,他の客と混じって立って待っている花緑さんの姿。

開場時刻。
受付が田辺いちかさんだった。隣の受付も知り合いの女性。
後で聞いたが小春志さんの意向で,なるべく女性で固めたらしい。
(そのせいとは言わぬがお祝いを出し忘れて,しばらくして気づき慌てて受付に戻る。気づいてよかった。)

入り口で師匠談春さんと並んで客を迎える小春志さんの顔が厳しい。というか硬い
挨拶をして席についたが,気になって入り口近くに戻りしばし眺める。

女性の弦楽奏が流れる中,徐々に席が埋まる。

以降敬称略

ステージ中央最前のテーブルには,野末陳平・高田文夫。
三遊亭好楽・柳家花緑・柳家三三・三遊亭兼好。
57年会の春風亭昇也・笑福亭ベ瓶・三遊亭好の助。

離れて下手側の異様な雰囲気が漂うテーブルには,立川志の輔・立川志らく・立川談笑。

阿部知代・南沢奈央のお二人の進行で宴の開始。

余興も遠峰あこ・女性中心の殺陣と女性押し。

春風亭一之輔からのビデオレター。
小春志自ら上野鈴本演芸場に乗り込んで撮影したらしい。

立川ボーイズと一緒にステージに挙げられた花緑さんは災難としか言いようがない。

最高の余興はお色直しの後で現れた白無垢の立川小春志。
会場がどよめいたが,惜しむらくは深読みされ過ぎて笑いに直結はしなかったような……

とはいえ,よい時間だった。

小春志が選び抜いた(であろう)料理。
乾杯のビール。
小春志御用達ビアカフェ「萬感」提供のクラフトビール2種。
ワイン赤白泡。

大勢に支えられたとは思うけれど,ここぞというところは自分で確認しなければ気が済まないだろうし,張り詰めた糸が切れずに良かった。

お前は何者なんだ何を知っているんだ,といわれそうですが,何者でもないし何も知らないけれど,そんな感じがしたという話。

未だ,10月末の披露興行という百人組手みたいなイベントが残っている。

楽しみに待つ。

『立川談春』@浅草公会堂

2023/05/05(金・祝)16:00
「ご挨拶」
「蒟蒻問答」立川小春志
「子別れ(上中)」立川談春
(仲入り)
「子別れ(下)」立川談春
「ご挨拶・三本締め」

真打初日を迎えたこはる改メ立川小春志に,師匠立川談春がどんな言葉をかけるかと皆が見守る中,何の飾りもない「頑張った」の一言で会場が涙……

『「談春五夜」立川談春独演会』第一夜@浅草公会堂

20220501(日)16:00

「初音の鼓」立川こはる
「慶安太平記 宇都ノ谷峠」立川談春
(仲入り)
「紺屋高尾」立川談春

こはるさんの「初音の鼓」に実演付きで「こうやるんだよ」とダメ出し。
談春「誰で覚えた」
こはる「家元です」
談春「……」

談春さんの「紺屋高尾」は私にとって特別な話。
とはいえ,というか,だからこそ毎回満足ってわけではない。
これは出来不出来とは無関係で私の好みかどうかだけなんだけど,今夜は良かった。気持ちよく泣けた。