第15回『宮治展』@西荻窪・カフェギャラリーK

2014/01/25(土)15:00 ギャラリーK

「金は天下の回りもの(持参金)」桂宮治
「権助提灯」桂宮治(ネタおろし)
「粗忽長屋」立川談吉
(仲入り)
「花色木綿」桂宮治(ネタおろし)

 嘘と悪口で塗り固めたトークで始まり,最後まで笑いっぱなし。
 以前購入した宮治さんのDVDを持参し,前日の談吉さんに続き,宮治さんにも初のサインをいただく。

 あまり馴染みの無い顔ぶれが多かった打ち上げでは,アウェー感に押されて飲みすぎた。
 この日の高座で談吉さんがボケとツッコミの話題に触れていたが,たまたま直前に聞いた東京ポッド許可局でもボケとツッコミの話をしていたなぁと,そんな事を談吉さんと話してみたいと思っていたのですが,落ち着いてお話できぬまま,談吉さんは一足先に退席されてしまった。残念。
 BMWの自転車が心配だったのでしょうか。

 それにしても,「持参金」はやっぱり好きになれないなぁ。

第二回『談吉百席』@サンライズホール

2013/07/06(土)19:00(晴)
「置き泥」
「天災」
(仲入り)
「唐茄子屋政談」

今年に入って一度も会っていない友人を誘ってみたところ行くとのこと。
もともとお笑いが好きな人で,以前同じ職場にいたときは,落語だけではなくお笑いのライブ等にも一緒に行ったものだ。
当日,私の方は15:00まで新宿で仕事をしてから池袋に向かう。予め友人には私の予定を伝えて都合のよいタイミングで連絡をくれと伝えていたが,ようやく17:00に「今どこ?」とメールが届く。池袋だと伝えると,既に何度かLINEで連絡をしたのに返事がないと。
あわててiPhoneのLINEを開くと,確かにメッセージがあった。いやゴメン。LINEアプリは入っているけど,まったく使っていないんだ。

そこから改めてやり取りして池袋で落ち合ったのが18:00。とりあえず会場に向かう途中の喫茶店へ。友人は仕事上で談吉さんと繋がりがあることが判明。まぁ,仕事の内容(手拭屋勤務)からして意外ではないのだが。

10分前ぐらいに入場。未だ席は空きが目立つ。一人であればかなり前に陣取るのが常なのですが,後方よりの席に落ち着く。結局,満席にはならなかったが,まあまあの入り。

「唐茄子屋政談」は人情話にしたくなかったのか,糊屋のばばぁの語りにくすぐりを入れてきて,談吉ファンとしては可笑しくて堪らないのだが,その結果大家への殴りこみに感情移入出来ない状況。
この歳になると,人情話では素直に泣かせても欲しいと思うのだけれど,談吉さんにそれを求めるタイミングは今ではないな。

友人の評価はいま一つ。「唐茄子屋政談」を人情噺としてではなく,糊屋のババァの人物描写?で聞かせたりするから,正統派からは評価され辛いかも。
この辺りが面白くて堪らない人には堪らないんだけどね。

第一回『談吉百席』@サンライズホール

2013/04/06(土) サンライズホール(豪雨)
「千早振る」
「粗忽長屋」
(仲入り)
「百年目」

 開演前のホールに流れるのはブルーハーツ。仲入りでは前川清?

 爆弾低気圧の影響でなかなかの雨降りのなか立ち見も出たようですが,前の方に空席があったりで,(ほぼ)満席。最前列のまんまんなかがズッと空いていたな。

 小劇場の舞台に設えられた高座には,開演前に慌てて買ってきたという小さな座布団。房もなく全縁も縫い合わせ。

 劇場がどのような構造なのか,何処から登場かと思っていると,客席側の階段を駆け下りて登場。

 師匠談志とジャッキー・チェンの映画を観た話。談志から一番初めに教えられるのは,自分が天才ではないという事実。

 「千早振る」のご隠居の「ほんとだよ~」が可笑しくてたまらない。