第49回『宮治展』@西荻窪・カフェギャラリーK

2019/11/23(土)15:00

オープニングトーク
「ナースコール」桂宮治
「書家政談」橘家文吾
(仲入り)
「猫と金魚」桂宮治

「猫と金魚」が面白い落語家さんが好きです。

次回第50回記念は1月25日(土)
ゲストは桂伸治師匠

第42回『宮治展』@西荻窪・カフェギャラリーK

2018/09/29(土曜日)15:00
ゲスト:桂紋四郎

「トーク」桂宮治,桂紋四郎
「綿の袈裟」桂宮治
「三十石」桂紋四郎
(仲入り)
「らくだ」桂宮治

「綿の袈裟」は新作では無く,聞いた限りでは多分「錦の袈裟」。

紋四郎の「三十石」はいかにも上方らしいという感じ。

「らくだ」にあれほど笑いを差し込んで滑稽噺に仕立てるのは宮治さんならでは。

第39回『宮治展』@西荻窪・カフェギャラリーK

「オープニングトーク」桂宮治・雷門小助六
「善光寺の由来」桂宮治
「両国八景」雷門小助六
(仲入り)
「百年目」桂宮治

 とても丁寧な「百年目」。宮治さんの心構えが見える。
 小助六さんは高座も打ち上げの応対も心地いい。

 打ち上げでゆっくりし過ぎて,慌てて飛び乗った電車が下り! いや,久々にきれいに間違えた。

第38回『宮治展』@西荻窪・カフェギャラリーK

2018/01/27(土)15:00

「トーク」桂宮治・三遊亭好の助
「初天神」桂宮治
「いただき猫」三遊亭好の助
(仲入り)
「芝浜」桂宮治

桂宮治さんの芝浜は冒頭からの勝さんの語気が強くて苦手……と思ってたけど夢になる頃には馴染んで,最終的には流石の宮治クオリティー。
サゲの拘りも納得。
でも,あの台詞を期待してる自分もいるのが芝浜の罠。
よこはま宮治展も楽しみ。

第37回『宮治展』@西荻窪・カフェギャラリーK

久々の宮治展。
先ずは桂宮治さん「粗忽の釘」。
ゲスト桂枝光さんは大阪ざこば舞台の芝浜!周りの人と演目は?と話していたら「なにわの芝浜」。
仲入り挟んで,宮治さん二席目は「紺屋高尾」。
三席で二時間半を優に超えましたが大満足。好きな話を好きな演者さんで聞ける幸せ。

打ち上げ出たかった!

立川笑二・桂宮治・ホロッコ

10:00『矢来町土曜早朝寄席』立川笑二@新潮講座神楽坂教室
「転失気」
「天狗裁き」
(仲入り)
「景清」

14:00 第34回『宮治展』@ギャラリーK
「トーク」桂宮治・古今亭志ん八
「英会話」宮治
「寄合酒」志ん八
(仲入り)
「らくだ」宮治

18:30『ホロッコジャム すみれ荘で会いましょう』@新宿Fu-
風刺ちゃん,ダンサブル,リニア,シルキーライン,男性ブランコ,ジョリー惑星
ホロッコ

シルキーラインが黄金餅の道中づけを入れてきてビックリ。
にしてもホロッコの面白さ。
アフタートークでのほり太さんの性癖の話はナマナマしくってモヤモヤする!けど,不思議とエロく無い。

濃い一日のほんわりとした絞め。

第30回『宮治展』@西荻窪・カフェギャラリーK

2016/09/24(土)15:00「第30回 宮治展」@ギャラリーK

「トークショー」桂宮治・雷門音助
「干物箱」桂宮治
「春雨宿」雷門音助
(仲入り)
「五貫裁き」桂宮治

 前座時代に始まって三十回目。
 これまでのチラシがずらりと壁に貼られている。

 お席亭が出囃子のCDを忘れ,マライヤキャリーでトークが開始,音助さんは「高校三年生」,宮治さんは「伊勢佐木町ブルース」で登場。
 まてまて,出囃子を忘れて何故マライヤキャリーや舟木一夫や青江三奈があるんだ?お席亭,わざと忘れたに3000点。
 まぁ,とにもかくにもホーム感で溢れかえる会。参加5回目の私なんぞは未だまだアウェー。

 「春雨宿」は初めて聞いた話。

 「五貫裁き」の大家さんの啖呵が本当に良く,人情噺を聞いてるかのように心を揺さぶられて,サゲの悪ふざけでさっきの感動を返してくれ!ってなるパターン。悪ふざけとはいっても他でやったらってことで,あの場はあの場。

 打ち上げも,これがメインかと言う程の人の数で,宮治さんは殆ど立ちっぱなしでアチコチ移動しつつ盛り上げる。

 お席亭から落語会を主催する心構え等をお聞きして帰途へ。(私は主催はしないけど……)
 「宮治展」今後ますますの発展をお祈りいたします。

第20回『宮治展』@西荻窪・カフェギャラリーK

2014/11/22(土)15:00 西荻窪・カフェギャラリーK

「道灌」桂宮治
「欠伸指南」桂伸治
「トーク」「抽選会」
(仲入り)
「藪入り」桂宮治

 長めのマクラで一旦下がり,改めて登場しての「道灌」。
 これは,日本コロムビアさんから発売されるCD用の録音対応。
 「親子できこう 子ども落語集」のシリーズだと思うのですが,相応しくなさそうなくすぐりもあったけれど大丈夫かな?
 事前に「絶対に話の途中で携帯電話を鳴らすな!」と繰り返していた宮治さんだが,おきる所で奇跡はおきるものだ。詳細は後日,ご本人があちこちで話すでしょう。

 宮治さんの師匠である桂伸治さんの高座は,宮治さんについて触れた後,先代文治への愛に溢れた逸話の数々。この一門,師匠好きだなぁ。
 演目は「欠伸指南」。味っていうんですかね。経験と技に裏打ちされたさっぱり味。弟子の会でならばという絶妙な味付け。

 続いて,主宰の仕切りによるお二人のBLトーク。抽選会ではお二人の手拭いやサイン色紙,何故か上野鈴本のクリアファイルや春風亭昇々さんの手拭いなど?な景品も並んでいたが,残念,私は当たらなかった。

 仲入り

 「藪入り」は以前に別の方の音源を聞いたことがありますが苦手な話。
 母親が息子の財布の中を見る。そして,あらぬ疑いをかけられて腹を立てたにせよ,息子が親に向かって貧乏人呼ばわり。
 この二点が嫌で後味の悪い話だと思っていたので,トリネタでこの話に入った時には,正直がっかりしました。

 父親が三年ぶりに帰ってくる息子の為にあれこれと計画を立てる件や,いざ帰ってきた息子の顔も見られずに下を向いたまま長々と話をする件では,宮治さん完全に父親の顔。ズルイ。嫌いな話なのにグッとくる。

 まぁ,それだけでも聞いたかいがあったと自分を納得させようとしたけれど,いざ,母親が息子の財布を開ける件にかかると,キチンと理由付けをしてくれて優しい母親の気遣い溢れる良い挿話になってる。
 後で宮治さんに聞いたところでは,某師匠の形を参考にしたとのこと。そうか,こんな処理の仕方があったんだねぇ。「自分の手柄じゃないですよ。」と言ってましたが,あの形を選んだ宮治さんの感覚が良し。

 息子の暴言については勢いで言わせて,すかさず母親の小狡い台詞と父親のあたふた感で笑いを取って後味の悪さを希釈するという力技が効果を発揮しましたが,更に今一つどうにかなるといいなぁ。

 とはいえ,がっかりから入ったこの話。結局,うるっと聞き入ってしまった。

 歳のせいもあるけれど,「妾馬」といいこの話といい,宮治さんの人情話に弱いな。
柳家三三さんの人情話で泣くならまだしも,宮治さんの話で泣くとヤラレタ感が半端じゃない。