集まれ! 前座さん応援団 頑張りまっす!! 第二回@道楽亭

2013/03/10(日)18:00 道楽亭

「饅頭怖い」立川笑二
「かぼちゃや」瀧川鯉○
「検問(新作)」林家けい木
(仲入り)
「道灌(小町入り」瀧川鯉○
「親子酒」立川笑二
「鮑のし」林家けい木

 日頃は立川こはる,立川談吉,昨年末くらいから桂宮治を加えた二ツ目三人の落語を聴きに行くことが多い。

 その場で頻繁に聞こえてくるのは「立川笑二が面白い」という噂。会場ではおなじみの顔も多く,おそらく落語に関して私と近い感覚をお持ちの方々と思われる。その面々が「面白い」とおっしゃるのであれば,私にも「面白い」のではなかろうか?

 沖縄出身の立川流前座。それだけの情報をもって,この日の会に乗り込んだ。50人がつめかけた数日前の「こはるvs宮治」の会とは打って変って,用意された16席が埋まらない状況。

 しょっぱなから笑二さんが登場。面白い。妙な安定感と柔軟さがある。纏まった感じではなく,変化(進化)の予感を含んで,現時点でも面白い。
 22歳,談笑さんの弟子か。

 他の二人も夫々の味を出していたけれど,この日の感想は「立川笑二が面白い」。

第1回 立川談春一門会 第一夜@にぎわい座

2013/02/08(金)にぎわい座

「狸の札」立川春来(前座)
「金明竹」立川春松(前座)
「道潅」立川談春
(仲入り)
「湯屋番」立川こはる(二つ目)
「夢金」立川談春

妻と。

冒頭,この日は出番の無い春吾・春太郎も含めた総勢?六名が舞台に並んでの挨拶。

談春さんの弟子に対する口の悪さは何だろうか。愛情の裏付けがあるのだろうけれど,こちらが辛くなる。
そのせいでもないだろうが,こはるさん突然咳き込み,なかなか治まらない。で,また談春さんから突っ込まれる。
春吾さんはまたしても「○チガイ」呼ばわりされている。

事前配布のパンフレットに,第一夜出演と明記されていた春樹さんの姿が見えないが,この件には触れず。何があったのか,野次馬的な興味ではないが,いささか腑に落ちない。
談春独演会の開口一番ではあるまいに,一門会の正式な出演者としてクレジットされていたにもかかわらず姿も見せず何の説明も無しとは。

春来さんの「狸の札」はきちんと面白かった。

春松さんの「金明竹」は,何処が悪いというわけでもないのだけれど笑えない。単に私の好みでないということかもしれませんが,客席のうけもいまひとつだったように思う。何故だろう。

「道潅」は個人的にかなり好きな噺なので,談春さんで聴けたのは嬉しい。出来ればもっとシンプルにさらっと演じて欲しかった。

こはるさんの「湯屋番」は良い出来だったと思う。

「夢金」。「道潅」もそうだけど,談春さんの落語を聴くのも何ヶ月ぶりか。やっぱりいいなぁ。

立川談吉 お楽しみ会「甘美」第4回@道楽亭

2013/01/27(日)16:00開始 1,500円(打ち上げ3,000円)
(小咄)
「七福神」(一目上がり)
「後生鰻」
「おのでらみつこのまるまる」創作朗読
(仲入り)
「死神」
(打ち上げ)
「innocent world」を聴くたびに立川談吉の「死神」を思い出すのだろうなぁ。

第10回『宮治展』@西荻窪・カフェギャラリーK

15:00開始 1,000円 ゲスト「立川らく兵」
まくら?40分に続いて
「長短」桂宮治
無茶振りを受けて「文七芝浜元結寿限無」からの「洒落小町」立川らく兵
(仲入り)
「親子酒」桂宮治

 まくらの話は何度か聞いたものもあるけれど,やっぱり可笑しい。
「親子酒」のサゲは通常のかたちのほうが好きだな。

 らく兵さんの歌も面白かったなぁ。らく兵さんは,次の仕事があるので中入りのタイミングでお帰り。

 宮治さんは打ち上げも楽しませてくれるから参加したかったけれど,翌日の立川談吉さんの会も打ち上げあり。週末両日とも家で食事をしないのもなぁと,どちらに参加しようか悩んでいたところに,妻が「談吉さんと飲んできなさい」との決断。
 まぁ,妻が宮治さんより談吉さんをお気に入りというわけではなく,食事の支度の都合らしいが。
 というわけで,後ろ髪引かれつつ,未だ明るい時刻に初めて降りた西荻窪駅から帰途。

こはるパラダイス@のげシャーレ

2013/01/18(金)19:00 のげシャーレ

「十徳」
「たらちね」
(仲入り)
トークコーナー
「蒟蒻問答」(ネタおろし)

妻と
全席自由1,500円。

 キャンセルを除けば満席なのかな。

「蒟蒻問答」では詰まったりしていましたが,以前に比べるとリカバリが上手くなっている。

 客席が温かいのは善し悪しだけど,ご本人が甘えて駄目になるタイプではないと思うので,目くじらを立てずに観ていこうかと思います。

「負けてたまるか!?」春風亭ぴっかり vs 桂宮治:第九回若手落語家対決シリーズ@道楽亭

2013/01/07(月)19:00 道楽亭
「ピーチボーイ」春風亭ぴっかり
「棒鱈」春風亭桂宮治
(仲入り)
「幇間腹」桂宮治
「鼓ヶ滝」春風亭ぴっかり
(打ち上げ)

 先ずは揃って挨拶。客の拍手で出番を決定。
 宮治さん。「棒鱈」のエピソードを「幇間腹」の中に持ち込んだり,ぴっかりさんを弄ったり。面白いけれどやり過ぎかなぁ,と感じる寸前で,ご自身でそこに突っ込みをいれる。絶妙のタイミング。
 ぴっかりさん。「鼓ヶ滝」が,なかなかよかった。話自体が好きな話で,演じ方もよかった。
 打ち上げでは,何故か宮治さんがぴっかりさんのグッズ販売を仕切って大盛り上がり。

立川談吉100% Vol.07@ミュージックテイト

2012/12/29(土)ミュージック・テイト西新宿店
「よかちょろ」
「つるつる」
(仲入り)
「鼠穴」

 間に合わなかった町屋ムーブの「立川談吉の鼠穴」が私の中で特別な意味を持ち始めていた。初めて聞いたけれど,やはり特別な噺。
 今年最後の落語が談吉さんでよかったと思う。
※「おおさまだ~れだ」って何だよ!