のんき夜行 第15夜「三遊亭粋歌・立川笑ニ」@らくごカフェ

2014/07/14(月)19:30 らくごカフェ
「元犬」立川笑二
「バリバリ女子大生」三遊亭粋歌
(仲入り)
「おじいせん」三遊亭粋歌
「天狗裁き」立川笑二

 あー,やっちゃった!!
 この日は,もうひとつ気になる会があったのだけれど,悩んだ挙句こちらに決めた。
 早めに神保町についてICI石井を覗いていると職場の上司から電話。どうやらこの日,私は23:00まで仕事の予定を入れていたらしいのだが,てっきり17:00までと思い込んで,さっさと退社してしまったのだ……
 職場に戻ることも考えたが,スタッフの頭数は何とかなるようなので,欠勤扱いということで平謝りで電話を切る。

 よくよく考えるに,この日はどちらの会に行くかの前に,落語に行くか行かないかで悩み,翌日や週末にも落語の予定があるから,この日は仕事をしよう。と決めたことを忘れていた。

 まぁ良い。いや,良くはないが,仕方が無い。いやいや,仕方が無くもないが,どう考えても私のミス。明日改めて頭を下げるしかない。切り替え!!

 開場15分ほど前に会場着。既に数人並んでいる。開場までにさらに数名が並ぶ。

 開場。料金を払い,最前列の下手の席を確保。開演までの30分の間に,これから職場に戻れば,少しは稼げるけどなぁとも考えたが,今更だしな。

 笑二さんは昇進の会以来。マクラで初恋の話。
 「元犬」を聞くのは二度目か。面白い。あのサゲは,皆さんどちらに解釈しているんだろう。本人はどちらのつもりなのだろう。

 粋歌さんはシェア以来。
 「バリバリ女子大生」は白鳥さん作。どうも,私は白鳥さんと合わないのかな。同郷ということで親近感はあるんだけれど,残念なことにハマった事がない。
 「ビッグイシュー」の扱い方も気になったな。これは,私が気にし過ぎるのかもしれない。
 サゲは白鳥さんのままなのか,粋歌さんが変えているのか判りませんがピンとこない。「サゲなんて照れ隠し」と言ったのはサンキュータツオさんだったか。それほどサゲを重要視するわけではないけれど,それにしても……だな。

 仲入り。少し職場の事を考える。

 仲入り明け。
 「おじいせん」は面白かった。愛想尽かしをしたはずの男からの電話で,フッと許しそうになる粋歌さんの表情が切なくて大好きだ。

 さて,まんまと罠にハマって引き受けたトリの笑二さんは「天狗裁き」。
 出だし,「芝浜」見立てで一笑い。最後まで面白い。

 あぁ,やっぱり来てよかったと。と思いつつも,浮かんでくる上司の顔を押さえつけて,無理やり余韻にひたる帰り道。

第15回 立川談吉 大事な会(第一回)@ミュージック・テイト西新宿店

2014/07/10(木)19:30 ミュージック・テイト西新宿

「千早ふる」
「大工調べ(序)」
(仲入り)
「ろくろ首」

「嵐を呼ぶ男」と異名をとる談吉さん。仕切り直しの大事な会の初回となるこの日は,折しも台風8号接近中。「50年に一度」とか「7月では最強」とか,なかなか強力な台風らしい。開始時刻には雨もパラパラ。

ご本人は,何故か自宅から新宿まで四時間くらいかけて歩いて来たという。マクラ代わりに「ココを通って,ココに出て,ココに入って」などと地名を挙げて黄金餅的にではなくただの話として語るが,こちらの地理的な知識が不足でよく判らない。先ず,何故歩いてきたのかも判らないけれど,そこそこ面白いから良し。

「千早ふる」序盤では喉を震わせていたものの,途中突然に喉に異変。ご本人も客席も不安に包まれたまま話は進み,なんとかオチへ。
途中,携帯電話の着信音が聞こえたような気もしたな。

スタッフから受け取ったペットボトルの水で喉を潤し「大工調べ」。喉は何とか持ちそうな感じ。
談吉さんの言い立てが好きだ。

終わって頭を下げたときにペロッと舌を出したのが見えたぞ。四時間の徒歩のためか足元もふらついているように見える。いろいろと大丈夫だろうか?

仲入り。外に出てみると雨は上がっていて風もないが,空を見上げると雲の動きが早い。

仲入り明け。喉の調子を気にしつつ,ネタおろしとなる「ろくろ首」。
今まで触れられることのなかった(かな?)与太郎さんの一面に踏み込む演出で,(違うと思うけど)社会問題に一石を投じつつ爆笑を獲った。
毬と猫のくだりは難しいね。
出来については今後の課題として,けっこう面白かったよ。

次回(8/10(日)17:30)からは,客のリクエストでネタおろしの演目を決める(かも)とのこと。その方が楽だとおっしゃっていましたが,そういうもの?一応,アンケート用紙に一つだけ演目を書いてきました。

台風8号はアジア名「ノグリー」。韓国語で「たぬき」の意味でしたけど,たぬきの話は演らなかった。

終了後,会場を出るとまた雨がパラついているものの台風という程の状況ではなく,横浜の自宅に着くまで静かな夜。翌朝には通り過ぎた後らしく,たぬきに化かされたような台風でしたねぇ。

負けてたまるか!? 一龍斎貞弥 vs 桂宮治@道楽亭

2014/06/17(火)19:00 道楽亭
「お坊主稲川夫婦相撲」一龍斎貞弥
「お菊の皿」桂宮治
(仲入り)
「ちりとてちん」桂宮治
「姉川合戦・木村又造鎧の着逃げ」一龍斎貞弥

 心身ともに低調な日々。カンフル剤代わりに道楽亭へ。
 お客さんは20人弱?

 講談は,それ自体を目当てに出かけることはないけれど,お気に入りの落語家さんとの組み合わせで何度か聞いたことがある。貞弥さんも以前立川こはるさんとの二人会で聞いた。
 稲川はいい話といえばいい話だけど,木村又造はなんだろう,「鎧の着逃げ」と題した時点で「忠」や「考」ではなく面白ろなのかな。聞き慣れていないからかちょっと戸惑う。でも,声と調子が心地良い。
 段ボール製の釈台ってあるんだね。

 宮治さんは段ボール製釈台や一龍斎貞水さんなどの講談絡みの話から,人間国宝の話に触れつつ,怪談繋がりで「お菊の皿」。そして「ちりとてちん」。

 打ち上げにも10数人が参加。
 最近,テレビでの露出も増えた宮治さん。当然のように「噺家が闇夜にコソコソ」の話題も出ましたが,この番組をご存じないお客さんもおられました。
 当日朝に録画を見た私が,その直後にYoutubeのWeb限定スペシャル動画・第十二席を視聴した段階で再生回数が68回。 意外に少なかった。どれくらいの人があの番組を見ているのかな。

 さて,充分に笑わせてもらった。カンフルが効いたかどうか判らないが,とりあえず一日づつ乗り越えていく。というかやり過ごす。

れふかだ落語会~鯉八・宮治二人会~@レフカダ

2014/06/11(水)19:00 レフカダ

「春眠」瀧川鯉八
「鰻の幇間」桂宮治
(仲入り)
「つる」桂宮治
「男と女」瀧川鯉八

 ここでのこの二人の組み合わせ,私は二回目。この日は雨のためか,やや空席が目立つ。

 鯉八さん,高座に上がるやお詫び。曰く「宮治さんが闇夜にコソコソの収録があり,本日は打ち上げ無し。」とのこと。
 「逆に,自分だけ用事があって,宮治さんは残れるという状況なら打ち上げがあったのではないか。」「ビデオカメラが入っているけど,自分の高座の時には赤いランプが点いていない。」「希望の光の無い闇夜にコソコソしているのは僕の方ですけどね。」と自虐ネタが続き,「春眠」へ。
 おそらくこの話は二回目だけれど,聞いた後で内容が殆ど思い出せない。どんな内容だっけ?面白かった事だけは覚えている。チェシャな笑い。不思議。

 この日から始まった池袋演芸場の「真打昇進披露興行」の準備から駆け付けた宮治さん。疲れているし次のコソコソの収録で頭が一杯でやる気が出ないと言いつつ,「嘘ですよ。こっちが本業ですからね。」と付け足し。
 どちらが本音かは神のみぞ知る。おそらく本人も判かっていないと思う。今はどちらが本音でもかまわないが,言葉だけでも「こっちが本業」と言えるのであれば,この会をしくじっても私としては構わない。何年か後の落語家・桂宮治で取り返せる。
 とはいえ,そう簡単にはしくじってくれない宮治さん。ビデオカメラの赤ランプも点いたらしく(未確認),AKB総選挙の話から徐々に温度を上げて,「鰻の幇間」で爆笑をとる。

 仲入り明けて,再度登場した宮治さん。「つる」でそんなに汗をかけるかというくらいの熱演。こっちの体調が悪ければ,胃もたれしかねないほど濃厚な笑いを残して「では,さようなら」と袖へ。

 トリは鯉八さんで「男と女」。先日のエチゼンヤでオマケとして聞いた話で「春眠」とは違って結構内容を覚えている。
 脱力系の笑いをたっぷりと堪能。

 この二人の組み合わせは至福です。

談吉100% Vol.14(最終回)@ミュージック・テイト西新宿店

2014/06/10(火)19:30 ミュージック・テイト西新宿店

「孝行糖」
「師匠殺しのサイゾー」
(仲入り)
「唐茄子屋政談」

 声が不安だと本人談。聞いている分にはそんな風には感じないが。

 「孝行糖」いつもの。いつも面白い。

 「師匠殺しのサイゾー」聞くのは三回目かな?大仏で台無しの件が好き。

 「唐茄子屋政談」一年ぶりとおっしゃっていたのはこの話か。
 池袋で聞いた記憶を辿るうち,後半,ある登場人物への期待でニヤつく私。そして,やっぱり出ました糊屋のばばぁ。もはや人情噺の範疇には収まらない談吉噺。

 声の方は大丈夫だったと思うのですが,来週末には帯広凱旋公演が控えている。体調を崩されませんように。

 なお,「談吉100%」は今回のVol.14をもって二年半の歴史に幕を下ろし,七月からは原則毎月10日に新しいネタおろしの会を立ち上げるとか。題して「大事な会」。

 大事な会になりそうな予感。

談志DNAをつなぐ落語会(北鎌倉お坊さん☆アカデミー)@円覚寺・佛日庵

2014/06/08(日)13:30 円覚寺・佛日庵

 久々の鎌倉。前日の独演会で楽しませていただいた立川談吉さんの現在の師匠である立川左談次さんがお出になるということで,珍しく仕事を入れてなかった日曜日に,独りで出かけてみる。

「葬儀屋」立川志の八
「お見立て」立川らく次
(仲入り)
「トーク」松岡慎太郎・植竹公和
「阿武松」立川左談次

 志の八さんは初めて聞く。声質が師匠の志の輔さんによく似ている。話も面白かった。お寺で葬儀屋の話。ふさわしいような,しくないような。

 らく次さんは久しぶり。良い意味で以前と変わらない印象で,しっかりとした話。

 左談次さんは二度目。随分前,家元ご存命のころに,九代目・林家正蔵さんの著書をネタにした「読書日記」を聞いたことがあったが,落語を聞くのは初めて。格好のいい師匠でした。

 さて,この日の目玉企画であるトークの方は,家元の実子・松岡慎太郎さんをお招きして,席亭というかプロデューザーというのか,歌う放送作家・植竹公和さんとの対談形式。
 植竹さんご自身が家元のファンなのでしょう,ラジカントロプス2.0で聞きなじみのある声で,親族ならではの視点の話を慎太郎さんからうまく引き出してくれる。お客さんも興味深げに聞きいる。
 企画の意図とお客さんがしっくりとかみ合った良い会でした。

※演者の後方にある祭壇の下手側に,何人かの一般の方の写真が置いてある中に,何処かで見たようなお顔。藤巻幸夫さんに似ている。気になって住職にお尋ねしたところ,やはり藤巻さんでした。

第六回 談吉百席@サンライズホール

2014/06/07(土)19:00 サンライズホール(雨)

「かぼちゃ屋」
「仏四噺」
(仲入り)
「大工調べ」通し

 もれなく面白かった。

「かぼちゃ屋」
 こんなのやったら面白いねぇ,談吉さんは。

「仏四噺」
 先日の私が行けなかった会でおろした新作。ここで聞けて良かった。インコの件とか秀逸。
 もう,毎回一席は新作にしてくれないかな。

「大工調べ」
 先週のこはるさん,火曜日の笑二さんに続いて大工調べだ。なんだなんだ,初夏の話だっけ?
 こはるさんのエッジの利いた啖呵とは違うけど,聞かせます。絶妙の間で次の展開へ繋ぎ,中手を挟ませないあたりも好きだ。

 「大工調べ」という古典落語は「強突く張りの大家を相手に棟梁が小気味のいい啖呵を切る話」だという前提で聞いているけど,普通に考えれば大家が怒るのももっともなんだよね。与太郎も棟梁も随分と失礼なことを言ってる。
 だから,場合によっては,棟梁が逆切れしているとしか思えないこともあるのですが,談吉さんの大家は言い分は正しいのに憎々しい感じで,気持ちが棟梁側に寄って啖呵のカタルシスが感じられた。

 通しでサゲまで聞いたのは初めてかもしれない。
 この話のサゲも,前回の「たらちね」と同様に,最近は使われない言い回しなので正直ピンとこないのですが,事前に一回ふってくれた上で,そのまま演ってくれたのもうれしい。

 イヤー思い出すだけでも楽しい。個人的には,これまで六回の談吉百席でもベストかも。

立川笑二 二つ目昇進記念独演会@北沢タウンホール

2014/06/03(火)19:00 北沢タウンホール

「真田小僧」
「大工調べ(序)」
(仲入り)
「弥次郎」
「子別れ(昭和編)」立川談笑

 「てぃんさぐぬ花」で登場した笑二さん。満面の笑み。嬉しそう。これを迎える客席の拍手があたたかい。

 この日の笑二さんの演目は,笑二歴が浅い私にとっては初の話ばかり。
 これまでは,比較的小さな会場で近距離で聞くことが多かったので,北沢タウンホールのF列という,予想以上に高座から距離のある席で,会場の他のお客さんの様子も視界に入ってくる状況は新鮮。ちょっと醒めた感じで見る。

「真田小僧」
 面白い。金坊の話の入り方とか,やっぱり笑二さん凄い。
 「パパァ」の所だけが(カタカナ言葉だからということではなく)何故入れてきたのか判らない違和感があるけれど。

 一旦下がって,「ハイサイおじさん」で登場。

「大工調べ」
 不思議な言い立て。
 聞きながら先日のこはるさんの大工調べを思い出していた。出来の良しあしとは別に,こはるさんの言い立てって格好がいいんだよ。
 笑二さんは美声とは言えず滑舌もいいわけではない。噛んだり言い間違ったりしているのではないのに,言葉の意味も,音としての一つ一つの言葉も入ってこない。言葉の塊をどんと放り出された感じ。
 けれど,悪くないなぁと感じるのは,やっぱり不思議としか言いようがない。結局,面白いんだけどね。

 中入り後,再度「てぃんさぐぬ花」で登場。

「弥次郎」
 笑二さんならではの弥次郎。抜群に面白い。

 トリは師匠の立川談笑「子別れ(昭和篇)」。

 談笑さんが高座終わりで,笑二さんを舞台に呼ぶ。
 「披露目の席なんだから,ドンドン広めて」という談笑さんのはからいで,撮影OKとなる。皆が一斉に携帯電話のスイッチをオンにし撮影開始。カメラを持ってくるんだったと思いつつ,とりあえず私もiPhoneで撮影。

 終演後のロビーで暫く時間を潰していたのですが,あきらかに南の島からいらしたと思しきお顔立ちの方がちらほら見受けられ,ウチナーグチらしき言葉が聞こえてくる。
 緩やかに南の風が吹きわたる心地のいい会でした。

新にっかん飛切落語会 第351夜@イイノホール

2014/05/29(木)18:30 イイノホール

2013年度表彰式
「金明竹」柳家三三
「七段目」柳亭市馬
「お見立て」桂宮治
(仲入り)
「長短」三遊亭萬橘
「円歌の道しるべ」三遊亭圓歌

 2013年度「にっかん飛切落語会」受賞者表彰式があるとのことで,宮治さんの晴れ姿を見に出かけてみたら,なんと2014年度も同じレギュラーメンバーで引き続き審査が行われるらしい。

 ステージ上手に審査員の面々が着座。下手に椅子が一つ置かれている。
 この日は都合で参加できなかった奨励賞の立川志の春さんはビデオでの挨拶。
 その後,司会に呼び込まれて宮治さんが登場。「戸越銀座!!」の声がかかるが,当人まぁ落ち着きのないこと。見ている方がハラハラする。
 でも,次第にペースを取り戻し,師匠の教えとかのいい話も挟みつつ無事終了。結局,椅子には座らずじまいだったかな。

 落語の方は,贅沢にも,いきなり三三さん,続いて市馬さん。もう,なんて言うか流石です。

 その後に登場の宮治さん。本人も「いじめか」と。
 たっぷり時間を取ったまくらで,前のお二人の由緒正しい歴史的建造物をスクラップ。アンド,自分の足場をビルド。そして「お見立て」を熱演。笑いの濃さでは負けていません。ナイスファイトです。

 仲入り明けで登場は,今日の表彰式で触れられないままだった萬橘さん。こちらも更に辛い。本人いわく「針のムシロ」。
 この日から2014年度の審査が始まるのであれば,表彰式と併せてレギュラーメンバー紹介くらいしてもいいだろうに。この会にくるお客さんは,皆この会のシステムに精通している人ばかりなのかな。審査とか表彰とかに興味が無く,三三,市馬,圓歌の名前で来たような人はいないのだろうか。
 私は一応この会は知っていたけれど,今年も同じレギュラーメンバーで審査が続くとか,この日まで知らなかったし,ある落語会の運営側の方は「にっかん飛切落語会」を知らなかった。
 閑話休題。
 しかし,萬橘さんも流石。攻めのまくらで結構な毒を吐く。
 「長短」のサゲは二段構え。萬橘さんのこのセンス好きだなぁ。

 一旦幕が下りる。上がると圓歌さんが高座に座っている。歩いたり高座への段差を上がったりが辛いらしい。
 ご自身が目の当たりにしてきた落語協会の会長の歴史を語る。「小さん」というから先代かと思ったら四代目の話だったり,お名前しか知らない名人達の姿が浮かび上がる。

 ロビーで販売していた木久蔵ラーメンに心惹かれつつも買わずに帰途。

第十回 こはるパラダイス@のげシャーレ

2014/05/28(水)19:00 のげシャーレ

「真田小僧」
「大工調べ」
(仲入り)
「青菜」

こはるさんの「大工調べ」を聞くのは二度目。他でもかけているのだろうけれど,まだ自家薬籠中とはならない感じ。どうしてだろう?

ネタおろしの「青菜」は季節先取りで今年初めて聞いた。とても好きな話。
途中ちょっと勇み足があったものの良い出来。
葱の件は始めて聞いたが,こはるさんの工夫なのかな?面白かった。