『第十四回 上原落語会 第二部』@ムジカーザ

2018/11/19(月)18:30

「平林」三遊亭まん坊
「新聞記事」三遊亭萬橘
「親子酒」桂宮治
(仲入り)
「太神楽」鏡味味千代
「甲府い」三遊亭萬橘

まん坊さんは着実に進んでいるように見えます。

味千代さんはお初。席の関係で真横から。

宮治さんはなまじの真打さんより面白く爆笑の渦。

がしかし,萬橘さんはなまじの真打さんではないので!

『イクアリテ』@にぎわい座

2018/10/26(金)19:30

「饅頭怖い」
「動物園」
(仲入り)
「金明竹」
「俵星玄蕃」(+大塚文彦)
「講評」立川志らく → 立川こしら・立川かしめ

イベントとしても見ごたえあり,どうやら二ツ目も内定のようでおめでたい夜だった。

惜しむらくは運営。にぎわい座スタッフではなさそうだし,かといって不慣れなわけではない感じなのに,開場/入場場時のオペレーションが何Tも腑に落ちないのと,公演中に袖の暗がりを白いワイシャツ姿の人がウロウロしているのが結構気になったこと。

終了後,若い才能について妻と語っていて,嫉妬からか愚痴が溢れるという良くない結末。

『立川談吉の落語会』@いわむろや・伝統文化伝承館

2018/10/05(金)18:00
前売1300円/当日1500円

「持参金」
「阿武松」
(仲入り)
「田能久」

談吉さんの「阿武松」は,かなり左談次さんの形に忠実なんだと思う。
左談次さんの「阿武松」は生では多分一回しか聞いたことはないし,そもそも左談次さんは「談吉さんの師匠」という入り方だったので,聞いている高座数も少ない。
もっと聞きたいと思い始めたころには病を得て,見に行くことに的外れな違和感を消化出来ないままだったことを今更公開している。

なので左談次さん本人にそんなに強い思い入れがあるはずもないだけれど「まるで落語家の立川左談次さんみたい」と言ってたところを「談吉」に変えて演っているあたりは,よくわからないのだけれどジンとしてしまうんだ。演者側にしてみれば迷惑な話だろうけれど。

第42回『宮治展』@西荻窪・カフェギャラリーK

2018/09/29(土曜日)15:00
ゲスト:桂紋四郎

「トーク」桂宮治,桂紋四郎
「綿の袈裟」桂宮治
「三十石」桂紋四郎
(仲入り)
「らくだ」桂宮治

「綿の袈裟」は新作では無く,聞いた限りでは多分「錦の袈裟」。

紋四郎の「三十石」はいかにも上方らしいという感じ。

「らくだ」にあれほど笑いを差し込んで滑稽噺に仕立てるのは宮治さんならでは。