『イクアリテ』@にぎわい座

2018/10/26(金)19:30

「饅頭怖い」
「動物園」
(仲入り)
「金明竹」
「俵星玄蕃」(+大塚文彦)
「講評」立川志らく → 立川こしら・立川かしめ

イベントとしても見ごたえあり,どうやら二ツ目も内定のようでおめでたい夜だった。

惜しむらくは運営。にぎわい座スタッフではなさそうだし,かといって不慣れなわけではない感じなのに,開場/入場場時のオペレーションが何Tも腑に落ちないのと,公演中に袖の暗がりを白いワイシャツ姿の人がウロウロしているのが結構気になったこと。

終了後,若い才能について妻と語っていて,嫉妬からか愚痴が溢れるという良くない結末。

『立川談吉の落語会』@いわむろや・伝統文化伝承館

2018/10/05(金)18:00
前売1300円/当日1500円

「持参金」
「阿武松」
(仲入り)
「田能久」

談吉さんの「阿武松」は,かなり左談次さんの形に忠実なんだと思う。
左談次さんの「阿武松」は生では多分一回しか聞いたことはないし,そもそも左談次さんは「談吉さんの師匠」という入り方だったので,聞いている高座数も少ない。
もっと聞きたいと思い始めたころには病を得て,見に行くことに的外れな違和感を消化出来ないままだったことを今更公開している。

なので左談次さん本人にそんなに強い思い入れがあるはずもないだけれど「まるで落語家の立川左談次さんみたい」と言ってたところを「談吉」に変えて演っているあたりは,よくわからないのだけれどジンとしてしまうんだ。演者側にしてみれば迷惑な話だろうけれど。

第42回『宮治展』@西荻窪・カフェギャラリーK

2018/09/29(土曜日)15:00
ゲスト:桂紋四郎

「トーク」桂宮治,桂紋四郎
「綿の袈裟」桂宮治
「三十石」桂紋四郎
(仲入り)
「らくだ」桂宮治

「綿の袈裟」は新作では無く,聞いた限りでは多分「錦の袈裟」。

紋四郎の「三十石」はいかにも上方らしいという感じ。

「らくだ」にあれほど笑いを差し込んで滑稽噺に仕立てるのは宮治さんならでは。

第5回『ねたまわし』@道楽亭

2018/09/24(月曜日)18:00
木戸銭:ご予約2000円・当日2500円

立川笑二・立川寸志『ねたまわし』第5回@道楽亭
「持参金」立川笑二(予)
「猪買い」立川寸志(復)
(仲入り)
「一眼国」立川寸志(予)
「火事息子」立川笑二(復)

前シリーズは行きたくて行けなかった会,待望の初参加。
期待に違わぬ!とはこういうこと。
次回への期待高まり過ぎ。

打ち上げは,例外パターンの外飲み。
演者二人と席亭含めて八名。
休日で開演時刻がいつもより一時間早いのにお開きはいつもとおんなじ,という濃くて緩い時間。

『よこはま宮治展』@のげシャーレ

2018/08/30(木)19:00
「オープニングトーク」
「十徳」春風亭べん橋
「お血脈」桂宮治
(仲入り)
「唐茄子屋政談」桂宮治

開演前に百恵さんの唄が流れていて内幸町の悪夢再現か!?との心配がよぎったが杞憂だった。
宮治さんの落語で泣くという愉悦。

次回は来年2/18(月)。未だシャーレで。

『こはる・鯉八二人会』@ミュージック・テイト西新宿店

2018/08/21(火)19:30

「かくあるべし」瀧川鯉八
「粗忽長屋」立川こはる
(仲)
「元犬」こはる
「多数決」鯉八

「かくあるべし」は初。凄いな。

こはるさん,自分でも粗忽でしたとおっしゃっていたけれど,手痛いミス。

改めて調べたら「粗忽長屋」は六年前の『談春弟子の会』で聞いてた。談春さんの弟子が六人出ていた。六人!

終了後,華子寄席の席亭さんと軽く一杯。ご自宅転居のため,次回開催は12月になるとのこと。