明日は妻と二人で「大手町落語会NEO!」。妻にとっては初の生宮治@miyajikatura体験。他にも天どん,馬るこ,萬橘と間違い無く面白い面々。しかも,その前に兼好,正蔵,鶴瓶,権太楼とこれまた豪華な顔ぶれも聴くという,お笑い体力勝負の一日。 #rakugo #落語
芸能・エンターテインメント
いよいよ激突!桃太郎vs宮治@お江戸日本橋亭小ホール
2013/04/10(水)19:00 お江戸日本橋亭小ホール
「出来心」昔昔亭喜太郎
「強情灸」桂宮治
「勘定板」昔昔亭桃太郎
(仲入り)
「片棒」桂宮治
「茶の湯」昔昔亭桃太郎
第一回『談吉百席』@サンライズホール
2013/04/06(土) サンライズホール(豪雨)
「千早振る」
「粗忽長屋」
(仲入り)
「百年目」
開演前のホールに流れるのはブルーハーツ。仲入りでは前川清?
爆弾低気圧の影響でなかなかの雨降りのなか立ち見も出たようですが,前の方に空席があったりで,(ほぼ)満席。最前列のまんまんなかがズッと空いていたな。
小劇場の舞台に設えられた高座には,開演前に慌てて買ってきたという小さな座布団。房もなく全縁も縫い合わせ。
劇場がどのような構造なのか,何処から登場かと思っていると,客席側の階段を駆け下りて登場。
師匠談志とジャッキー・チェンの映画を観た話。談志から一番初めに教えられるのは,自分が天才ではないという事実。
「千早振る」のご隠居の「ほんとだよ~」が可笑しくてたまらない。
労音なんぶ寄席第34回 桂宮治 独演会@大田区民ホール アプリコ 小ホール
2013/03/27(水)19:00 大田区民ホール アプリコ 小ホール
「元犬」
「長短」
(仲入り)
「宿屋の仇討」
「元犬」
昨年のNHKで栄冠を勝ち取った話。
念入りに振っているが,地口落ちは難しい。
この会では比較的年齢層の高い,落語に馴染んでいるお客様が多いように見受けられ,充分だとは思うけれど,そうではない客層にどこまで通じるのか興味のあるところ。
「長短」
長さんにイライラしながらも優しい短七さん。
煙草盆を外れた火玉が,袂ではなく短七さんの背後の畳で燻り始め,それに気づいて,帰ろうとする長さん。サゲの台詞も私にとってははじめてのパターン。酷い男だな長さん。
「宿屋の仇討ち」
一夜明けた世話九郎の覚えて無さ過ぎなところは,誰の話を聞いても引っかかるところ。
そのうち宮治さんがうまく改定してくれないかなぁと願っています。
それはともかく,文句なしの爆笑。
幕の無い舞台で,最後の挨拶をする宮治さんに,最前列真ん中あたりに座っていたご婦人がヨロヨロと歩み寄り,お捻りを渡していた。何かいいなぁ。
立川談吉 お楽しみ会「発芽」第5回@道楽亭
2013/03/26(火)19:30
「竹の水仙」
(仲入り)
「青龍刀権次」
芸の饗宴シリーズ「披き・落語~醸と贅~」昼の部@東京芸術劇場プレイハウス
2013/03/18(月)14:00 東京芸術劇場プレイハウス
能楽は武田宗和(観世流シテ方),藤田貴寛(笛),大倉源次郎(小鼓),亀井広忠(大鼓),小寺真佐人(太鼓),中村裕(地頭)と地謡四名による舞囃子「高砂八段の舞」。
落語は春風亭昇々「生まれる!」,三遊亭遊雀「悋気の独楽」,笑福亭三喬「月に群雲」,柳家喬太郎「ハンバーグができるまで」,(仲入り),桃月庵白酒「松曳き」,春風亭昇太「花筏」。
能を観たことがないわけではないが,落語の方に十倍以上の回数足を運んでいるわけで,能楽に関する総合的な知識となると甚だ心許ない。
大体が能面から能に足先を差し入れたわけなので,能面・能装束を着けない「舞囃子」という形は,正直残念。能楽に造詣の深い方には見所もあるのでしょうが,落語を観に来られた能楽初心者にとって,あの形はどう映ったのか。
私としては,落語の演目を一つ二つ減らしても,せめて短めの狂言と能を見せてほしかった。例えば,能の方は後半のみなどというのは邪道なのか。落語ではなく能を目当てのお客様には,かえって期待外れということになるのか。
私好みのスター級真打が揃った落語の方は文句なしの面白さ。
開口一番の二ツ目昇々さんについてはネタが私好みではなかったものの,遊雀さんは池袋ネタや歌丸さんネタで爆笑をとり,三喬さんは見台と膝隠しで上方の雰囲気を作って,私にとっては初めて聞く話で笑わせてくれる。
更に喬太郎・白酒・昇太と続けば面白くないわけがない。白酒さんの「松曳き」では本当に腹筋がつった。
落語の方は非常に満足したけれど,そのために,初めに演じられた能楽の印象が薄れてしまったなぁ。観る目がないだけと言われればそれまでだけど,なんだかもったいないなぁと感じた次第。
集まれ! 前座さん応援団 頑張りまっす!! 第二回@道楽亭
2013/03/10(日)18:00 道楽亭
「饅頭怖い」立川笑二
「かぼちゃや」瀧川鯉○
「検問(新作)」林家けい木
(仲入り)
「道灌(小町入り」瀧川鯉○
「親子酒」立川笑二
「鮑のし」林家けい木
日頃は立川こはる,立川談吉,昨年末くらいから桂宮治を加えた二ツ目三人の落語を聴きに行くことが多い。
その場で頻繁に聞こえてくるのは「立川笑二が面白い」という噂。会場ではおなじみの顔も多く,おそらく落語に関して私と近い感覚をお持ちの方々と思われる。その面々が「面白い」とおっしゃるのであれば,私にも「面白い」のではなかろうか?
沖縄出身の立川流前座。それだけの情報をもって,この日の会に乗り込んだ。50人がつめかけた数日前の「こはるvs宮治」の会とは打って変って,用意された16席が埋まらない状況。
しょっぱなから笑二さんが登場。面白い。妙な安定感と柔軟さがある。纏まった感じではなく,変化(進化)の予感を含んで,現時点でも面白い。
22歳,談笑さんの弟子か。
他の二人も夫々の味を出していたけれど,この日の感想は「立川笑二が面白い」。
負けてたまるか!? 第十三回 立川こはる vs 桂宮治@道楽亭
2013/03/07(木) 道楽亭
「狸賽」桂宮治
「花見の仇討」立川こはる
(仲入り)
「だくだく」桂宮治
「寄合酒」立川こはる
(打ち上げ)
宮治の「どちらがドッカン五番勝負」vol.1 with 笑福亭瓶二@ミュージック・テイト西新宿店
2013/02/15(金)19:30 ミュージック・テイト西新宿店
「狸さい」桂宮治
「書割盗人」笑福亭瓶二
(仲入り)
「禁酒番屋」桂宮治
「短命」笑福亭瓶二
体調が悪そうな宮治さん。そのためでもないでしょうがめくり忘れ。
第1回 立川談春一門会 第一夜@にぎわい座
2013/02/08(金)にぎわい座
「狸の札」立川春来(前座)
「金明竹」立川春松(前座)
「道潅」立川談春
(仲入り)
「湯屋番」立川こはる(二つ目)
「夢金」立川談春
妻と。
冒頭,この日は出番の無い春吾・春太郎も含めた総勢?六名が舞台に並んでの挨拶。
談春さんの弟子に対する口の悪さは何だろうか。愛情の裏付けがあるのだろうけれど,こちらが辛くなる。
そのせいでもないだろうが,こはるさん突然咳き込み,なかなか治まらない。で,また談春さんから突っ込まれる。
春吾さんはまたしても「○チガイ」呼ばわりされている。
事前配布のパンフレットに,第一夜出演と明記されていた春樹さんの姿が見えないが,この件には触れず。何があったのか,野次馬的な興味ではないが,いささか腑に落ちない。
談春独演会の開口一番ではあるまいに,一門会の正式な出演者としてクレジットされていたにもかかわらず姿も見せず何の説明も無しとは。
春来さんの「狸の札」はきちんと面白かった。
春松さんの「金明竹」は,何処が悪いというわけでもないのだけれど笑えない。単に私の好みでないということかもしれませんが,客席のうけもいまひとつだったように思う。何故だろう。
「道潅」は個人的にかなり好きな噺なので,談春さんで聴けたのは嬉しい。出来ればもっとシンプルにさらっと演じて欲しかった。
こはるさんの「湯屋番」は良い出来だったと思う。
「夢金」。「道潅」もそうだけど,談春さんの落語を聴くのも何ヶ月ぶりか。やっぱりいいなぁ。