金属片

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2005年03月05日14:15全体に公開3 view
 涙ぐみ,そして単なる形容ではなく跳び上がって喜ぶ君を見ていると,前夜にそれを欲して抑えきれずに零した涙にさえ改めて身勝手な愛しさを覚えるとともに,自らの愚鈍故にいつかまた埋めることの出来ない喪失を招いてしまうのではないかと恐怖に身の竦む思いです。

 しかし今はただ対の一片として,任務完了のその日まで,幾久しゅう,と願うばかりです。

妻の誕生日です。

 関係あるのかどうか,美容院に予約をいれているようです。可愛くなってください。

 私は本日帰りが遅くなりそうなので,昨日お祝いの真似事で食事に連れ出しました。家に戻って日付が変わるまで起きていて,真っ先に「おめでとう」を言うつもりでしたが,義母さん(彼女の実母)にフライングされてしまい,しかも酔って睡魔に勝てず日付を超えることが出来ませんでした。ごめんなさい。

 27歳の彼女も自身の模索のなかで,いろいろな悩みや苦しみにぶつかると思います。私が力になれる事は限られていて,私との係わりによって更なる悩み苦しみも生じるでしょう。

 それでも,26回の誕生日を過ごした実家ではなく,私の傍で今年の誕生日を迎えてくれたことに心から感謝しつつ「ありがとう」と「おめでとう」を贈ります。

通勤電車

 関東地方は雨ですね,久々に。早朝に茨城震源の地震があり私も目を覚ましましたが,それもあって電車のダイヤが乱れていました。会社に遅れるほどではありませんでしたが。

 私が日ごろ通勤に利用している京急線は,なかなか止まりません。いや,駅に停まらないとかじゃなくて(先日はそんなこともありましたが),悪天候などで運休しないということです。
 昨年各地に大きな被害をもたらした台風のときは流石に運休しましたが,JRからの乗換口には京急なら動いているだろうと考えたらしい人たちが集まっていましたっけ。ある女性などは職員に向かって「京急は止まらないんじゃないの? なんで止まってるのよ,サイテー! 」などと言っていましたが,それはいかがなものかと。
 まあ,そんなこともありますが,確かにちょっとやそっとでは運休しないというイメージがあります。

 しかし,ダイヤは乱れます。
 私は引越しや転勤の経験が少なく,何種類もの通勤経路を経験しているわけではないので,他の路線と比べてどーのこーのは言えませんが,「雨のため」「混雑のため」といった,異常事態とも思えない理由で遅れます。
 しかも,私の場合途中から相互乗入れの都営線に乗り換える場合があるのです。京急の終着駅で一旦降りて,同じホームの向かい側の都営線に乗り換えるわけです。
 で,時々あるのが,京急線が遅れてその駅に着いて本来連絡するはずの都営線には乗れないというパターン。都営線自体はダイヤ通りに運行しているわけで,1,2本後の電車に乗ることになる。勤務先最寄駅(これは都営線の駅ですね)で遅延証明を要求すると「遅れていません」と言われる。そりゃそうなんでしょうが……

 妻の母親とそのお姉さん(妻の伯母)が我が家に遊びにいらっしゃいました。

 私たちは未だ式を挙げていないので,私が妻のご親戚とお会いする機会が無く,わざわざお祝いを持ってこられたのです。

 にぎやかなお二人と,お茶を入れたり料理を出したり,精一杯その場を仕切る新米主婦である妻を眺めつつ,血の繋がりについて考えておりました。

※っていうか,もっと気を使って場を盛り上げろよ!>私

コカ・コーラ

 妻はコカ・コーラ好きです。

 現在,我が家ではコカ・コーラでシャンプーして,シャンプーでリンスするという事態に陥っています。私のせいですゴメンなさい。

初夢

 自分のは覚えていませんが,皆さんはどんな夢だったのでしょう。

 昨夜,新宿の路上ですれ違ったOL三人組の一人。漏れ聞こえてきた話によると「私の今年の初夢さ,だいぶ前の彼氏と偽装結婚しててさ・・・」
 彼女の今年一年に幸多かれと祈る。

「今夜はパスタ」

のはずだったのですが,忘れていました大事なイベント!

 今日は妻のご両親に年始の挨拶に伺う日でした。

 妻は私の母(父は既に物故)と仲良くしてくれていますが,私は妻のご両親とお会いすると(決して不仲ではないと思いますが)未だに緊張してしまいます。お二人とも好い方で,いつも優しくしていただくのですが,やはりぎこちない私。

 あぁ,妻は既に着いている頃。私は仕事が終わり次第駆けつけることになっています。決して決して厭じゃないんですが,ただなんとなく落ち着かないなぁ。

妻が・・・

 昨日,美容院に行って,ふわふわになりました。可愛い。

 なのに,暫く気付きませんでした。ごめんなさい。この季節,外から室内に入ると眼鏡が曇るんです。そのせいです。

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。

 さて,昨年末から今年初めにかけても例年の通り,表日本の自宅と裏日本(禁句?)の実家を行き来したわけですが,一昔前,夜行列車を利用していた頃に比べると所要時間は半分くらい。

 通常より早い時刻(15:00)におわるとはいえ,大晦日まで仕事をし,その後で新幹線に乗り込み,実家で紅白を観られる。戻りは1月3日の朝早く実家を出て昼には自宅で箱根駅伝を観られる。

 便利にはなったのだけど,文庫本を何冊か用意して上野駅で夜行列車を待つ人の列に連なっていたあの頃が懐かしい。とはいえ,今あれをやるのは体力的に辛いだろうな。

 ちなみに紅白も駅伝も観ることの出来る時刻であったというだけで,実際に観てはおりません。なんだか細木数子さんの顔が脳裏に焼きついた年末始でした。

車窓から

 京急線特急電車で横浜から都内に向かう途中,駅でもないところで停車。何かと思っていると駅を行き過ぎたらしい。

 最前車両に乗っていた私からは駅のホームも見えず。ちょっとやそっとの停車位置のズレではない,完全な行き過ぎ。安全のため後続の電車も停めた上でバックするという。停まるべき駅に戻り,改めて発車。何だかんだで5分以上は遅れた感じ。
 この電車,都内に入り某ターミナル駅を過ぎると,そのまま都営地下鉄線に乗り入れる。そこで流れた車内アナウンス。
「この電車内は急病人発生のため5分ほど遅れて運行しています。」
 途中から乗った人は分からないだろうけど,知ってる人は笑っちゃったね。いや,乗客が気付かない間に急病人も発生したんでしょう,きっと。そう信じたい。私が毎日命を預けている鉄道会社が,そんな稚拙な隠ぺい工作をするような体質であって欲しくは無い。いえ,稚拙じゃなければいいという話でもないのですが。
 ちなみに,面白すぎるので都営線の職員に「急病人ってどこの駅ですか?」と訊いたところやっぱり例の駅でした。これはもう,運転士が急病になって停まるべき駅を行き過ぎてしまったのだと納得することにします。