三崎口

 三崎口駅から歩いて初声漁港。駐車場は満車。結構な人出であっちでもこっちでもバーベキュー。
 でもちょっとした岩場を超えた木々に囲まれたお気に入りの小さな浜は人も少なく,数年ぶりの海は何も変わっていなかった。

 一方私はといえば,岩場では足元も覚束無く,水をかく腕力もフィンを活かす脚力も無い。30年愛用のフィンなのに。
 歳をとるってこういう事だと突き付けられて項垂れて帰宅。

 でもまぁ全然連休じゃなかったけど,久々海行けたし,妻は絵を描いているし,「トーマの心臓」読み始めたらやっぱり面白いし,良い休日だったので三割引の泡で乾杯。

マンション

裁判所やら法務局やらなんやかんやの結果,なんとか穏便に部屋の引き渡しを受けた。
ほっと一息だけど,次のフェーズは別の意味でより気が重い。
窓から臨む横浜の夜景も暗雲が垂れ込めているような……

法事

 伯母の四十九日法要で故郷へ。母の介添えという役割で参加。

 17日(金)仕事終わりの深夜のバスで出かけて19日(月)深夜のバスで東京に戻りそのまま仕事。さすがに疲れる。そんな年齢。

 それでも母と二日間過ごして今後の話も少しは出来た。

マンションの話とキングオブコント

 10:00から相手宅で当事者同士の話し合い第一ラウンド。
 もともと顔見知りでもあり,お互いに事を荒立てるつもりは無いことを確認。遅くても今年中の解決を目処に。ということで合意。穏やかに済みますように。

 午後からは溜まっていた作業を片付けて早めの夕食。
 前日録画しておいたキングオブコントを見ながらワインをチビチビ。
 コロコロチキチキペッパーズの一本目は確かに面白かったけど,総合ではロッチの方だよなぁ。
 その前に巨匠の点数の低さに唖然。巨匠やアキナが上位五組に残れないなんてドーユーことだと憤懣やるかたなし。
 今回の審査員のメンバーは皆大好きな芸人さん達ではあるけれど,決勝に残れなかった芸人さん達が審査をするという前の方法が面白かった。

原宿ニコラハウス

 宮治さんの会と寸志さんの会が重なったこの日,私が作ったミッフィーのシルバーペンダント(未公認)を付けた妻と向かったのは原宿ニコラハウス。

 ウサギがモチーフのシュークリームのお店で,今月20日まではミッフィーとのコラボ中。
 客はウサ耳着用がルール。しかも店内のみならず往来での行列時からという,まともな成人男性には高いハードル。
 ウサ耳女子に交じって一時間以上も行列。妻は素直にウサ耳を着用。
 スタッフからは当然のように私に対しても「耳を付けてくださいねッ」とプレッシャーがかかったが,二度スルーしたところ諦めてくれた。
 妻の希望でセルフィー用に一瞬だけ付けさせられたのは拒めず。あの写真は門外不出。さもなくば私の葬儀用だな。
 行列に先に並んでいた二組のカップルの男子はチャンとウサ耳を付けていて偉いなぁ。

 行列中に渡されたメニューから結構悩んで選んだ「シューサレドイッチ」は「石原さとみさんと山PがTVのロケで注文したので大人気で売り切れです。」と。先に言え!期間限定のミッフィーシュークリームも売り切れならそれも先に!!

 来店回数に応じてウサ耳がグレードアップするという顧客登録と,巨大なミッフィーの隣での記念写真は妻が拒否。
 ノリの悪い二人ではありますが,案内された席に貸し出し用のミッフィーを数体連れてきた妻はそれなりにテンション高め。

 ワンディッシュとシュークリームとコーヒーを二人分。それにグラスワインの赤を一杯。
 これで8,000円近い値段に見合う満足を得られるかはなんとも言えずお勧めはしない。

裁判所へ。

 裁判所へ。
 事務手続きは原則これで終了。今後は当事者同士の話し合いとなる。こじれたら,改めて裁判沙汰。
 一応相手方へ手続きが完了した旨のみ告げて,後日改めて話し合い。

グランド・ブダペスト・ホテル@角川シネマ有楽町

 8/6は日本にとって大きな出来事のあった日ですが,我々夫婦にとっては,結婚(式)記念日でもある。ちなみに今年は9回目。よりによってこの日を選ばなくても良かったのだが,深く考えたわけじゃない。深く考えない時点でダメなのかもしれないが。

と,去年と同じ言い訳をしつつ,日本の歴史を踏まえた未来については何をしていいか判らないので,せめて妻には良い雰囲気で食事でもと,猛暑の中を二人で都内へ。

 せっかだから映画でも見よう。都内で上映中の映画をざっと見渡すと興味を引かれるものがいくつか。あくまでも私の興味の順番に挙げてみると次の通り。
「グランド・ブダペスト・ホテル」「2つ目の窓」「GODZILLA ゴジラ」「スイートプールサイド」「思い出のマーニー」「マレフィセント」「呪怨 終わりの始まり」
 方向性が見えない。

 妻の選択は「マレフィセント」。ところが,東銀座駅に着いたのが開演時刻10分前。とりあえずマリオンに向かい,チケット売り場で5分前。ちょっとした行列が出来ていて手間取りそうなので,少し時間に余裕のある角川シネマ有楽町の「グランド・ブダペスト・ホテル」に変更。

 CGのようなアニメのような背景とか,全体的な映像が大好きなタイプの映画。グロいシーンもあるけれど,わざとリアルさを落としているダミーの人体表現でコミカル風味。アガサがとても魅力的。
 私はとても満足しましたが,妻の感想はどうだったのかな?「面白かった」と言ってはくれましたが,改めて「マレフィセント」を見に行く約束をする。

 夕食はフレンチ。店はグランド・ブダペスト・ホテルよりはまっとうなホテルの二階。
 いきなりアミューズが崩れ落ちたり,オードブルの蓋付きの器が丼物の風情だったり,突っ込みがいのあるコースでしたが,結局きちんと満足させてくれるのも伝統の力。小さなお祝いのケーキも付けていただきました。

 飲み残して持ち帰ったワインを自宅で飲みながらテレビをつけると,綾瀬はるかさんがインタビュアーとして広島のお年寄りから当時の様子を聞いていた。暑い一日。

師弟

 久々に休みの日曜日。目的は10:00から発売開始の立川談春さんのチケット入手。

 08:00には起き出して,チケット発売サイトの確認やクレジットカードの番号を用意。30分前からPCの前にスタンバイ。直前からリロードを繰り返し,発売開始の表示と共にダッシュで操作。なのに既に売り切れって!?
 もともと人気の談春さんですが,談志さんの死去で更に関心が高まったのか。
 がっかりしつつも,面を打つ。なんとか「弱法師」の裏の目留めまでこぎつけ,「小癋見」も形になってきた。
 夜は安い白ワインを飲みながら,分裂前の(五代目)小さん・談志の師弟対談も収録されたDVDを視聴。二人ともあちらに行って,一緒に酒でも飲んでるかなぁ等と,小さんさんの「笠碁」を聴いて思ったり。