第二回『談吉百席』@サンライズホール

2013/07/06(土)19:00(晴)
「置き泥」
「天災」
(仲入り)
「唐茄子屋政談」

今年に入って一度も会っていない友人を誘ってみたところ行くとのこと。
もともとお笑いが好きな人で,以前同じ職場にいたときは,落語だけではなくお笑いのライブ等にも一緒に行ったものだ。
当日,私の方は15:00まで新宿で仕事をしてから池袋に向かう。予め友人には私の予定を伝えて都合のよいタイミングで連絡をくれと伝えていたが,ようやく17:00に「今どこ?」とメールが届く。池袋だと伝えると,既に何度かLINEで連絡をしたのに返事がないと。
あわててiPhoneのLINEを開くと,確かにメッセージがあった。いやゴメン。LINEアプリは入っているけど,まったく使っていないんだ。

そこから改めてやり取りして池袋で落ち合ったのが18:00。とりあえず会場に向かう途中の喫茶店へ。友人は仕事上で談吉さんと繋がりがあることが判明。まぁ,仕事の内容(手拭屋勤務)からして意外ではないのだが。

10分前ぐらいに入場。未だ席は空きが目立つ。一人であればかなり前に陣取るのが常なのですが,後方よりの席に落ち着く。結局,満席にはならなかったが,まあまあの入り。

「唐茄子屋政談」は人情話にしたくなかったのか,糊屋のばばぁの語りにくすぐりを入れてきて,談吉ファンとしては可笑しくて堪らないのだが,その結果大家への殴りこみに感情移入出来ない状況。
この歳になると,人情話では素直に泣かせても欲しいと思うのだけれど,談吉さんにそれを求めるタイミングは今ではないな。

友人の評価はいま一つ。「唐茄子屋政談」を人情噺としてではなく,糊屋のババァの人物描写?で聞かせたりするから,正統派からは評価され辛いかも。
この辺りが面白くて堪らない人には堪らないんだけどね。