携帯と言えば携帯電話の省略形というのは一般認識のようですが,おかしな話です。
「携電」とかならまだしも「携帯」では「電話」の要素が全く入っていません。携帯するものは他にも色々あるだろうに。とはいえ「携帯・・・」という名称で呼ばれているものが他にはあまりないという,言語的というよりは状況的な理由であるとすれば納得かと。
さて,「山形しあわせ銀行」という銀行がありますな。東京支店は新宿の某大京ビルの近くにあるわけですが,ここの看板が「しあわせぎん」。なんとも落ち着きの悪い略称だと,その看板を見るたびに思うわけです。取りあえず「山形」は全く入っていないが,おそらくほかに「(何々)しあわせ銀行」は無いのか。「しあわせ」は削るに忍びない。「しあわせぎんこう」「しあわせ銀行」では略称,愛称としては長すぎるということなのでしょうか。
だからといって「しあわせぎん」かぁ。いや,上記は私の妄想なので,だからかどうかはわかりませんが。「やましあぎん」「しあぎん」×ですな。これが漢字表記で「山形幸せ銀行」ならば「山幸銀」とか「幸銀」とか書いて「こうぎん」と読ませるとかね。「興銀」みたいだけど。んー,やっぱり「しあわせ」は守りたかったのかなぁ。
※「しあわせ銀行」という劇団はあるらしい。