深夜寄席@新宿末廣亭

2013/11/23(土)21:30 新宿末廣亭

「寛永宮本武蔵伝 山田真龍軒」神田松之丞
「結雛」(新作)昔昔亭A太郎
「がまの油」桂宮治

 新宿末廣亭の深夜寄席に初めて行ってみた。というよりも,末廣亭自体が初。

 もともとこの日は,よみうりホールの「談志まつり」に行く予定だったのだけれど,妻の都合がつかなくなったのでキャンセルして,朝から仕事を入れた。で,せっかく新宿にいるのだからと21:00過ぎに仕事を終えてから出かけてみた。
 開演21:30直前に到着。入り口で呼び込みをしている宮治さんに「入れますか?」と聞くと「入れるけど座れない。」との返事。せっかくなので入ってみる。確かに満席で既に立ち見も何人か。
 客席後方は既に割り込む余地も無いので,下手桟敷席の裏で立ち見。

 松之丞さんは,七月に西荻窪の宮治さんの会のゲストとして「桑原さん」という新作を聞いたことがあるだけ。力の入った講談を聞けて満足。

 A太郎さんはお名前は存じていたものの初。とぼけた感じが面白かった。

 宮治さんは,昼間のご自身の会で四席演ってきた後とのことですが,疲れを感じさせぬ熱演。

 土曜日は自宅方面の終電時刻が早い。トリの昔昔亭桃之助さんが既に高座に上がっていたのですが,申し訳ないとは思いつつ大事を取って帰途に就く。桃之助さんは「宿屋の富」を演られたらしい。最後まで聞いても,23:00に終われば間に合うかな。

 いずれにしても,この内容で500円はお値打ち!