シェアする落語 第10回 立川寸志@古石場文化センター 3F 第1和室

2015/07/11(土) 古石場文化センター 3F 第1和室

「挨拶」主宰
「幇間腹」立川寸志
「応挙の幽霊」(ネタおろし)立川寸志
(仲入り)
「トーク・シェアタイム」立川寸志,主宰
「佐野山」立川寸志

寸志さんの達者な事,面白い事には驚かなくなった。いや,キャリアを考えれば,毎回驚いても良いのだけれど,慣れてしまうものだな。

こちらの都合で前日は深夜まで仕事,当日も六時起きで午前中仕事からの参加で,二席目で少しウトウトきたのが勿体なかった。
でも,「応挙の幽霊」は確かにあまり聞く機会の無い話だけれど,比較的最近確かに聞いた覚えがある。妻も記憶があるというから,テレビかな?思い出せなくて気持ちが悪い。

トークタイム。自作のチラシというかレジュメを手に,いつも以上に主宰のノリが良い感じ。

トリネタの「佐野山」は正直言って好きではない話。単純に八百長を美談とらえることに抵抗があるのだけれど,日本人の心情的にはそういうものなのかなぁ。チョッとわからない。
でも,寸志さんの話は,出会いがしらでぶつかった酔っ払いの件でジンとさせて,それ以外は滑稽でサラっとしたあしらい。余計な事を考えずに抵抗なく笑って聞けた。あのセンスが好き。

そう言えば,今回初めて上手側の最前列に座ったけれど,壁の時計の音が結構気になるな,あの席は。
でも次回は会場が変わるらしい。駅からの距離も座敷席もそんなに気にならないけどなぁ。

打ち上げでもあまり料理に箸を付けることも出来ぬまま,主宰とのトークを繰り広げた寸志さん。もはや第二部といった充実した時間でこちらは楽しめたけれど,寸志さんと主宰にとっては打ち上げでも何でもなかったなあれは。
※でもお二人も楽しそうだった,と思う事にしよう。その後の内輪の打ち上げても喋り続けてたりして。