『H杯2021年演芸この一席』

「特別賞」は年明けから演芸界を活気付けてくれた桂宮治真打昇進披露興行を代表して「国立演芸場最終日口上」!

「敢闘賞」は来年も続くことへの願いをこめて,第五波の時にも私に落語を届けてくれた「立川談吉テレワーク独演会」!

「奨励賞」はブランクをものともしない活躍を見せてくれた「立川こはるさんの一連の高座」

そして映えある「この一席」は……該当無し

2019年の立川寸志さんのあの高座に迫る一席には出会えず。来年に期待。

『立川談吉テレワーク独演会』@自宅

今年の落語納めは「孝行糖」。

家元の着物と羽織で演じてくれたらしい。

11/23『立川ぜん馬・立川龍志 芸歴五十年記念』で久々に聞いて抜群に面白かったから,また聞けて嬉しい。

社会的弱者がボコボコにされて血だらけで終わる話だけど。

『瀧川鯉昇・立川笑二二人会』@(新)道楽亭

2021/12/24(金)19:00
「崇徳院」立川笑二
「武助馬」瀧川鯉昇
(仲入り)
「初天神」立川笑二
「茶の湯」瀧川鯉昇

大成金はチケットが取れなかったので,新生道楽亭のこの会が(生)落語納めとなる。

打ち上げ半ばで中座。
笑二さんに「もう?」と聞かれ「イブだし」と答えたが,家についたら妻は既に就寝。

『古典廻さず』@一欅庵

2021/12/12(日)14:00

弁財亭和泉真打昇進披露興行

「親子丼」春風亭一花
「黄金風景」瀧川鯉八
「一目上り」立川こはる
(仲入り)
「口上」
「匿名主婦只野人子」弁財亭和泉

おそろしい子,天才,手練れ。
暖かな口上から主役へ。

天気に恵まれた午後の西荻。良い会でした。

正直な印象を書いておくけれど,黒紋付きの一花さんが喪服の未亡人にしか見えず,「親子丼」という演目もあって凄く下種なことを考えそうになった。というか考えた。というか先ずこの話からって,計算なら凄いわ。

『よこはま宮治展』@にぎわい座

2021/12/10(金)19:00

「オープニングトーク」桂宮治,林家彦いち
「道具や」桂伸び太
「手水廻し」桂宮治
「つばさ」林家彦いち
(仲入り)
「居残り佐平次」桂宮治

伸び太さんを聞くのは二回目?結構好き。

彦いちさんのマクラが面白過ぎ。

宮治さんは今では判り辛い形のサゲを入念にふって「居残り佐平次」。
当て書きか!?
最後に付けた座布団は謎。

追記:
座布団はこの時期ギリギリのにおわせだったのかな。