2016/09/28(水)19:00
「強情灸」桂宮治
「源平盛衰記~那須与一扇の的~」宝井琴柑
(仲入り)
「卜伝武蔵鍋蓋試合」宝井琴柑
「蛙茶番」桂宮治
夜,宮治さんからかかってくる電話は酔っ払いのたわごとなのでスルー(琴)
2016/09/28(水)19:00
「強情灸」桂宮治
「源平盛衰記~那須与一扇の的~」宝井琴柑
(仲入り)
「卜伝武蔵鍋蓋試合」宝井琴柑
「蛙茶番」桂宮治
夜,宮治さんからかかってくる電話は酔っ払いのたわごとなのでスルー(琴)
怪談牡丹灯籠
「刀屋・お国源次郎」立川こはる
「お札はがし・栗橋宿」立川笑ニ
(仲入り)
「孝助の槍・仇討本懐」立川こはる
「アフタートーク」立川こはる・立川笑ニ
2016/09/24(土)15:00「第30回 宮治展」@ギャラリーK
「トークショー」桂宮治・雷門音助
「干物箱」桂宮治
「春雨宿」雷門音助
(仲入り)
「五貫裁き」桂宮治
前座時代に始まって三十回目。
これまでのチラシがずらりと壁に貼られている。
お席亭が出囃子のCDを忘れ,マライヤキャリーでトークが開始,音助さんは「高校三年生」,宮治さんは「伊勢佐木町ブルース」で登場。
まてまて,出囃子を忘れて何故マライヤキャリーや舟木一夫や青江三奈があるんだ?お席亭,わざと忘れたに3000点。
まぁ,とにもかくにもホーム感で溢れかえる会。参加5回目の私なんぞは未だまだアウェー。
「春雨宿」は初めて聞いた話。
「五貫裁き」の大家さんの啖呵が本当に良く,人情噺を聞いてるかのように心を揺さぶられて,サゲの悪ふざけでさっきの感動を返してくれ!ってなるパターン。悪ふざけとはいっても他でやったらってことで,あの場はあの場。
打ち上げも,これがメインかと言う程の人の数で,宮治さんは殆ど立ちっぱなしでアチコチ移動しつつ盛り上げる。
お席亭から落語会を主催する心構え等をお聞きして帰途へ。(私は主催はしないけど……)
「宮治展」今後ますますの発展をお祈りいたします。
2016/09/21(水)19:00「立川笑二月例独演会」@お江戸上野広小路亭
「親子酒」
「百川」
(お仲入り)
「茶の湯」
自炊を始めてから痩せたと報告。確かに痩せたようだ。野菜炒めを頻繁に作るのだけれど,不味くて食べる量が減って痩せたとのこと。
独演会が毎月となり,何か月か前は……な事もあったけれど,ここ最近はまた面白く仕上がてくれている。
何度目かの「親子酒」はこの日も面白い。
「百川」の百兵衛さんの奇妙な返事は笑二さんの独特の声の抜けというかカスレのせいで肩透かし気味で,河岸の若い衆が聞き間違える「P」的な響きはないのだけれど,いいキャラクター。
期待値が上がりまくっていた「茶の湯」も良い出来。ただ,私がずっと引っかかっている部分は笑二さんも手を付けないまま。私が勘違いしているだけなのかな?今度機会があれば本人に聞いてみよう。
次回は10/21(金)。来月はなんだかイベントの予定を入れすぎているのだけれど,この会は外せないなぁ。
2011@日比谷公会堂以来の参加となった昨夜の大東京ポッド許可局2016@中野サンプラザ。
林真理子さんファンの妻も大満足。
気が付けば三時間の長丁場でカーテンコールごっこからの締めに猫ひろしさんも登場。プチ鹿島さんよりプチだった。
2016/09/13(火)20:15@落語・小料理 やきもち
「悋気の独楽」立川生志
この日秋葉原にオープンした新しいお店。
某テレビ局で某落語番組の制作に携わっていたという妙齢の女性が,何かをこじらせて落語が聞ける小料理屋を始めました。
昭和通りから少しはずれた通りに,寄りそう(?)二つ独楽の看板。
入り口には三遊亭小円遊さんからの大きな花籠。
ちなみに,私も形ばかりのお祝いにと黄色い薔薇を一本持参。花言葉は「やきもち」。誰かと被るかと思っていましたが安直過ぎて誰も選ばなかったみたい……
奥まった入口にかけられた暖簾は桂歌丸さんから。文字は橘右橘さん。店に入ると奥には赤い壁を背に作りつけの高座。
通常営業時の状態でテーブルとカウンターで28名(かな?)。テーブルははね上げ式に壁に収納できるらしい。
この日は予約で満席。私が通されたのはカウンター奥で,高座に背を向ける形でしたが椅子を回せば見辛いと言う事も無し。
さてこの日の落語は立川生志さんで「悋気の独楽」。この番組で予約を決めた。
生志さんの「悋気の独楽」は聞いたことは無いが思い入れがある。
随分前になるけれどWOWOWで芸能人が落語家に稽古を付けてもらい落語を演じるという番組があった。
何回かのシリーズで計9人。その殆どが役者かお笑い芸人。その中でただ一人アイドルだかバラドルなのか,磯山さやかさんが「悋気の独楽」に挑戦した。
役者でもお笑い芸人でもない彼女の苦悩と開き直りは感動的で,思い出しても涙が出る。
久本雅美「たちきり」×古今亭菊之丞,伊武雅刀「笠碁」×柳家喜多八なども顔をそろえるメンバーの中では,落語の完成度がどうのということではないのだけれど,なんにしても私の心には刺さった。
で,この時の師匠役が立川生志さんだった。
生志さんを見るのは初めてではないが,今回ばかりは立川流の巧者・実力者としてではなく,あの磯山さやかの師匠が見たい。ということですね。
うん,磯山さんを彷彿させる高座でした。(<怒られるぞ!)
サゲを「心棒」から変えた訳などのお話もあり,「落語・小料理 やきもち」のこけら落としはこれしかありえない,という一席でした。
高座を終えた生志さんと後からいらした五明樓玉の輔さんが,空いたカウンターで飲んでいるという,落語好きにはたまらない状況もあったのですが,私は自宅が遠く,前日も別の落語会で午前様。そのうえ帯状疱疹で右半身あちこちが悲鳴を上げている状況で,早めに失礼いたしました。
頻繁にはかがえませんが,いずれまた。