『材木座らくご会プチ・その23【らくご食堂 4】』@COBAKABA

2015/11/28(土)18:00「材木座らくご会プチ・その23【らくご食堂 4】」@COBAKABA

 妻と。
 いつもなら地下鉄で戸塚まで出て,JRで鎌倉か北鎌倉というコースなのだけれど,エレ片関連で知り合ったステンドグラス作家カトウさんが参加しているグループ展が鎌倉・江ノ電極楽寺駅近くで開催中。

http://stainedglass008.noor.jp/
http://nsize.jp/
http://nsize.jp/Na_size_is.html

 というわけで,大船から湘南モノレール。江の島から江ノ電で極楽寺方面を目指す。

 モノレールからは富士山が霞んで見える。妻が異様にはしゃいでいると思ったらモノレールの独特の揺れにやられそうなので,敢えてテンションを高くしていたらしい。
 しかし,全八駅14分はもたず,ギブアップして降りたのが「目白山下駅」。惜しい七駅目。
 後一駅だがどうしても乗りたくないと徒歩で江の島を目指す。
 江ノ島駅近くの羊羹やさんのベンチで少し休んで江ノ電。車内はそれほどではないけれど鎌倉方面の混雑で遅延しているらしい。
 極楽寺駅一つ手前の稲村ケ崎駅で下車。これは妻の具合のせいでは無く歩きたいから。極楽寺駅まで歩く途中にある会場のFLATは小さなスペース。カトウさん他二名の作家さんが在廊。
 「節絵」とは耳慣れない言葉だけど床の間の掛け軸の現代版かな。

https://www.facebook.com/FLAT-722517397858021/

 FLATを後にし極楽寺駅近くの成就院に寄ってから江ノ電で鎌倉駅へ。
 成就院は18年前に二人で来たらしいのだが,私はといえばその場に立っても全く思いだせなかった。妻は18年前に来たのは梅雨時で雨が降っていたとか,懐かしがり喜んでいた。紫陽花で有名な所らしい。

—–

 落語会の方は立川こはるさんで

「真田小僧」
「芋俵」
(仲入り)
「品川心中(序)」

 築地とのげシャーレのパラダイスの狭間。私にとっては久々のこはるさん。
 初めての鎌倉の会なのに意外と知った顔が多い,と,かえって演り辛らそう。
 伸ばしてるわけではないが切る暇が無いと半端な長さの髪で,声も本調子では無い感じ。
 白装束(しろしょうぞく)がスラっと出てこないのはご愛敬。
 とはいえ,歯切れの良いこはる節は健在。
 年内にあと一回はこはるさんを聞く機会があるはず。本調子でありますように。

2015 立川笑二独演会~『師匠の噺(居残り佐平次)』と他二席~@お江戸上野広小路亭

2015/11/25(水)19:00「2015 立川笑二独演会~『師匠の噺(居残り佐平次)』と他二席~」@お江戸上野広小路亭

「看板のピン」
「猪買い」
(仲入り)
「居残り佐平次」

 笑二さん25歳の誕生日前日,独演会としては今年最後。
 開演前の受付に届いた贈り物は一つだけだったとか。(終演後は不明……)

 「看板のピン」は初めて聞く形。これも師匠の形なのかな?面白かった。

 「猪買い」は昨年も随分と演られたようだけれど,私は初めて聞いた。面白い。なんとなくサゲが腑に落ちなかった気がするだけど曖昧。

 「居残り佐平次」は間違いなく師匠の形なのでしょう,私が談笑さんに感じている苦手な部分がもろに出た話。
 途中までは凄く面白かったのに,最後で凄く嫌な気持ちになった。そういう意味では凄い話。

 終演後の挨拶は「よいお年を」

『Biri-Biri寄席』@Cafe Live Wire

2015/11/20(金)19:00「Biri-Biri寄席」@Cafe Live Wire
「寄合酒」立川うおるたー
「替り目」立川志ら鈴
「和歌三神(ねたおろし)」立川寸志
「親子酒」立川笑二
「がまの油」立川寸志

 うおるたーさんは初。鼻が高い。(顔の話)

 志ら鈴さんは随分と久しぶり。あぁ,そうそうこんなお辞儀だったなぁ。なんだか不思議なお辞儀なんだ。
 以前は声質がアニメっぽいなぁと思っていたけれど,本人が微調整しているのかこちらが慣れたのか,そこは気にならなくなった。話も悪くなかったけれど,サゲがフニャっと終わった。

 寸志さんの「和歌三神」は初めて聞く話。「鼓ヶ滝」のバカバージョン。面白かった。

 笑二さんの話はいつも高値安定。

 寸志さんの「がまの油」は酔ってからの油売りがリアルにメンドクサイい苦手なタイプでひく。

 「若手と飲もう」という触れ込みの打ち上げではありましたが,やっぱりというか前座さんが色々と気を使って働かなければならずチョット気の毒。とはいえ,普通の飲み会に比べれば客に交じって飲む時間も取れたのかな。

 会場は怪しげだけれど,面白い会だった。

『負けてたまるか!? 立川らく兵 vs 桂宮治』@道楽亭

2015/11/17(火)
「長短」立川らく兵
「天災」桂宮治
(仲入り)
「徳ちゃん」桂宮治
「目黒のさんま」立川らく兵

 宮治さんは「天災」で,らく兵さんは「目黒のさんま」で台詞がとぶ。ジタバタしつつ笑いをもぎ取る宮治さんと,そのまま暫くフリーズしていたらく兵さんの好対照ぶり。

 打ち上げでもウーロン茶を手に宮治さんの口撃に防戦一方のらく兵さん。何だかいじらしい。

 でも,宮治さんも西荻でのネタおろしに続いて同じところで詰まったらしく,本気で凹んでいたのも可愛い。