2015/02/15(日)14:00「渋谷らくご」@ユーロライブ
「厩火事」柳家わさび
「清水次郎長伝 お民の度胸」玉川奈々福 / 玉川みね子
「狸の鯉」立川志ら乃
「うどんや」柳家喜多八
2015/02/15(日)17:00「渋谷らくご」@ユーロライブ
「反対俥」桂宮治
11月の「渋谷らくご」立ち上げ時に購入したものの,それ以降タイミングが合わずに使っていない回数券。この日は昼夜で予定を入れていたが,夜,自宅マンションの管理組合会議が入り,最後まではいられない事になった。
新宿での仕事を昼過ぎで終わらせて,渋谷に向かう。渋谷で迷う。渋谷嫌い。会場に着くと既に開場していたが,最前列が空いていた。
わさびさんは笑点の若手大喜利で何度か拝見したことはあるけれど,生は初めて。凄いな,顔が。面白かった。
浪曲を生で聞いたのは初めて。「ヒロサワトラゾウ」の名前は聞いたことはあるけれど,いきなり言われてもそりゃあんな反応しか返せない。
奈々福さんも良かったけれど,みね子さんの合いの手と三味線に痺れる。私ぐらいの世代だと無自覚であっても僅かながら刷り込みがあるんだろうな。カッコいい。
志ら乃さん,喜多八さんはいうまでもなく楽しいが,志ら乃さんの出だしでの喜多八さん以上の,いや以下の?テンションの低さが面白かったなぁ。
ロビーで時間を潰して,そのまま夜の部。途中退席が前提なので出口近くの最後列に座ろう思ったけれど,客も疎らだし,宮治さんの後は浪曲なので台や椅子の用意で少し時間がかかるだろうと都合良く自分に言い訳して最前列通路寄りに座る。
宮治さんはお馴染みの愛にあふれた春風亭昇太さんネタとお嬢さんの話からの「反対俥」。
あれはもう意図的にサゲに見せかけた「芸者を揚げる」の件で,一人のお客さんの拍手を誘ったうえで更に続けるが,何故かここから実際のサゲまでの短い部分で乱れる。
苦笑いで高座を降りる宮治さんを見届けて,立って出口に向かうと,出口付近の席に会のキュレーターであるサンキュータツオが座っていた。途中退席してゴメンナサイと心の中で詫びながらダッシュで帰宅。結果的にはもう一人聞いても間に合ったな……
次回「渋谷らくご」の宮治さんは16日の「まくら王」か。