こはる十二支の会 特別編@お江戸両国亭

2014年11月24日(月・祝)18:00 お江戸両国亭

「饅頭怖い」立川笑笑(開口一番)
「弥次郎」立川笑二
「七段目」桂宮治
(仲入り)
「トーク」桂宮治,立川笑二( + 立川笑笑)
「権助提灯」桂宮治
「大工調べ・序」立川笑二

 こはるさんの代演という位置付けの笑二さんがトリ。

 笑二さんは会場入り直後に席亭から「宮治さんが笑二さんのトリを希望している」と聞き,その後に宮治さんからは「席亭の指示」だと聞いたとのこと。
 「どちらかが嘘をついている。」と言いつつ,どちらかに決めつけていますね。
 更に,宮治さんは「笑二さんが自らトリを希望した」と。

 薮の中……

 宮治さんは連雀亭,笑二さんは古典廻しを終えてのこの会。だからというわけでもないでしょうが,お二人とも調子がいま一つか。

 宮治さんは言い間違い,笑二さんも滑舌があやしい。

 珍しくこちらも私的な問題で気分が落ち気味で,落語を聞いている場合じゃなかったといえばそうだったので,いつも以上に意地悪な見方になっていたのかもしれません。

 逆に,開口一番の笑笑さんの「電話器引きちぎり」というフレーズに意味が判らないままはまってしまった。
 話に入っても,微妙なくすぐりを自信たっぷりに嬉しそうに挟んでくる。笑笑さんてこんな感じだったっけ?

 「引きちぎり」は宮治さんも気になったようで,トークの際に舞台に呼び出し「あれは何なの?」と質問,というか詰問。
 ここでも笑笑さんは嬉しそうに自信たっぷりに,フレーズの誕生秘話を語るのだけれど全くピンと来ない。来ないままに,ジワジワと可笑しかったな。