2014/04/09(水)19:30 ミュージック・テイト西新宿店
「雑俳」三遊亭萬橘
「強情灸」立川こはる
(仲入り)
「寄合酒」立川こはる
「湯屋番」三遊亭萬橘
妻が平日夜の会で都心まで出てくるのは珍しい。こはるさんの会は何度か一緒に見ているが,萬橘さんも昨年四月の「大手町落語会NEO! Ⅱ」で一緒に見たときの印象で気に入っていたようす。
テイト近くのフレッシュネスバーガーで待ち合わせて腹ごしらえ。最前列が好きな妻の希望で,開場30分以上前にテイトへ。未だ営業中の店内を少し覗いてから,早々に横の入り口に並ぶ。当然先頭。
程なくこはるさんがやってくる。お客さんが二名増えて行列らしくなる。更にしばらくして萬橘さんも到着。
開場。上手最前列を確保し落ち着く。気づくと,高座下手真横にも椅子が二つある。この日は完売と聞いていたけれど,これが噂の成金フォーメーションかな。能舞台か。
妻がその席に興味を示す。移ろうかと話しているタイミングで他のお客さんに座られた。残念。
開演。先ずはお二人のトーク。下手側はマイクスタンドがあったので,我々の目の前,至近距離にお二人が立つ。
萬橘さんが35歳だという話にちょっと吃驚。もう少し上だと思っていた。私以上に妻が過剰反応。年下だとは思わなかったらしい。その様子をこはるさんに指摘され,萬橘さんにいじられる。
萬橘さんもこはるさんもよかった。
こはるさんは程いい距離感の先輩の胸を借りてのびのび。
萬橘さんの湯屋番の序盤,若旦那が仕事先として自ら湯屋に行くというのは聞いたことのないものだった。
サゲも初めて聞くかたちだけど,あれは萬橘作かな。らしい感じで面白かった。