金属片

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2005年03月05日14:15全体に公開3 view
 涙ぐみ,そして単なる形容ではなく跳び上がって喜ぶ君を見ていると,前夜にそれを欲して抑えきれずに零した涙にさえ改めて身勝手な愛しさを覚えるとともに,自らの愚鈍故にいつかまた埋めることの出来ない喪失を招いてしまうのではないかと恐怖に身の竦む思いです。

 しかし今はただ対の一片として,任務完了のその日まで,幾久しゅう,と願うばかりです。