コカ・コーラ

 妻はコカ・コーラ好きです。

 現在,我が家ではコカ・コーラでシャンプーして,シャンプーでリンスするという事態に陥っています。私のせいですゴメンなさい。

Bone-Tenコンサート

 2005/01/16。BAOのメンバーでもあるaccoさんがメンバーとして参加した,トロンボーン10台(10本?)+pian+drums+string bassによるコンサートに彼女と二人で出かけました。

 生憎の冷たい雨となりましたが,お客さんはけっこう入ってます。
 17:00という比較的早い開始時刻で,7曲,休憩,6曲+アンコールで2時間半くらいか。会場に着いた後,小腹がすいていたためマックへ行ってたら一曲目の頭に間に合わなかった。失礼。

 特筆すべきはその客層でトロンボーン経験者が半数以上。経験者同士の仲間意識をあおりつつ,かといって私のような門外漢が疎外感を感じることも無い,リーダーでもある(雨も呼んだらしい)三塚氏のMCも(微妙に)面白い。
 勿論,同じ楽器同士という密な連帯感は演者間にも感じられ,緊張感の中にも演奏を楽しんでいる様子が伝わってくる。決して大きくは無い会場で演者と同じフロアで聴いているので,一体感に包まれる感覚。

 休憩を挟んだ後半は会場の雰囲気もますます温まり,販売していた生ビール片手の客が増えてリラックスムード。(ちなみに休憩に入るや否や真っ先にビールを買ったのは私です。注ぎ慣れていないようで半分以上が泡でした。)
 流石と思わせたのはリーダー三塚さん。こちらの肩の力が抜ける感じの,聴いていて楽~な演奏。
 accoさんも,通販で手に入れたというおニューの楽器で楽しげに,且つ熱く,カッコよくプレイ。ちなみに楽器は「当り! 」だったとのこと。侮れないぞ通販。

 演奏についてテクニカルな事には触れ(られ)ませんが,とても楽しめました。無理やり言えば,リズムセクションのソロ。聴かせ所があってもいいのですが,主役はあくまでもトロンボーン。ソロを入れるにしてももう少しあっさりの方がいいと感じました。

 さてコンサート終了後,リハーサルで充分以上に親睦を図ったらしく,当日はメンバーの打ち上げはないというaccoさんも含め,音楽以外繋がり7人で飲み。

 リハーサルの話,楽器の話,その他諸々の話でまたまた楽しませていただきました。我々2人は中座いたしましたが,女性だけのBAOに較べて体力的にはキツかったとおっしゃっていたaccoさん。存分に飲んで疲れを癒されたでしょうか。

初夢

 自分のは覚えていませんが,皆さんはどんな夢だったのでしょう。

 昨夜,新宿の路上ですれ違ったOL三人組の一人。漏れ聞こえてきた話によると「私の今年の初夢さ,だいぶ前の彼氏と偽装結婚しててさ・・・」
 彼女の今年一年に幸多かれと祈る。

「今夜はパスタ」

のはずだったのですが,忘れていました大事なイベント!

 今日は妻のご両親に年始の挨拶に伺う日でした。

 妻は私の母(父は既に物故)と仲良くしてくれていますが,私は妻のご両親とお会いすると(決して不仲ではないと思いますが)未だに緊張してしまいます。お二人とも好い方で,いつも優しくしていただくのですが,やはりぎこちない私。

 あぁ,妻は既に着いている頃。私は仕事が終わり次第駆けつけることになっています。決して決して厭じゃないんですが,ただなんとなく落ち着かないなぁ。

妻が・・・

 昨日,美容院に行って,ふわふわになりました。可愛い。

 なのに,暫く気付きませんでした。ごめんなさい。この季節,外から室内に入ると眼鏡が曇るんです。そのせいです。

富士日記

 一富士,二鷹,三なすび。で,武田百合子さんの「富士日記」。文字通りの日記です。日記と名の付いた小説とかではなく,まんま日記です。

 もう20年位前,先ず夫君である泰淳氏の「富士」を読み,その流れで「富士日記」を手にしたわけですが,これが面白かった。今回読み返してみても,その感想は変ることは無い。

 泰淳氏から勧められていやいや書きはじめた,公にする気は無かった日記。「天衣無縫」と形容されていましたが,身の回りの出来事をそのまま気取らず書いている。小説家の身内という特殊な環境とはいえ,書かれているのはどの家にも起こりそうな出来事ばかり。それが,何故これほど面白いのでしょう。日記の態をした,計算しつくされた小説とでも言われた方が納得するくらいです。

 その後に,何冊か本を出されていますが,いずれも小説ではなく日記形式のもの。天衣無縫の文章は変ることなく,読む人を包み込みます。

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。

 さて,昨年末から今年初めにかけても例年の通り,表日本の自宅と裏日本(禁句?)の実家を行き来したわけですが,一昔前,夜行列車を利用していた頃に比べると所要時間は半分くらい。

 通常より早い時刻(15:00)におわるとはいえ,大晦日まで仕事をし,その後で新幹線に乗り込み,実家で紅白を観られる。戻りは1月3日の朝早く実家を出て昼には自宅で箱根駅伝を観られる。

 便利にはなったのだけど,文庫本を何冊か用意して上野駅で夜行列車を待つ人の列に連なっていたあの頃が懐かしい。とはいえ,今あれをやるのは体力的に辛いだろうな。

 ちなみに紅白も駅伝も観ることの出来る時刻であったというだけで,実際に観てはおりません。なんだか細木数子さんの顔が脳裏に焼きついた年末始でした。