私が近頃非常に気になるPCはこれ,シャープのノート「ムラマサ」PC-CV50F。トム・シェーンヘルがデザインしたというシンプルにして美しいボディ。
ノートPC以外にも,モバイルギア各種,IBMの110,DoCoMoのモペラやパクティ,各種PDA,各種携帯電話と外出中に文章を書くために,さまざまな機器を渡り歩いてきた私が出した結論。
「電車の中で座れる可能性があるならば,やはり両手で打てるキーボードを備えた機器がいい!」
座れない車内ではパーム系のPDAは次善の候補だが,その機能のほとんどを携帯電話でカバーできる今となっては文書入力だけのためにPDAを持つのも考えもの。
携帯電話でも文章は書ける。気になるのは車内で「電源を切れ!」といわれる場所が存在すること。私のvodafoneの場合オフラインモード機能があり,本体の電源とは別に電波の送受信だけを切ることができるのだが,惜しむらくはそんな機能の存在を知る人が先ずいない。非常に有効な機能だと思うのだがvodafoneさんもTVが見られるとか派手な機能の宣伝には余念がないが,このような優れてはいても地味な機能はショップの店員さんさえ知らない有様。
と言うわけで,こちらがオフラインモードで文章を書いていても周りから見ればマナー知らずな奴!ということで肩身の狭い思いをすること間違いなし。そんな時はあきらめて本でも読んでろ。未読の本は山ほどあるぞ。
閑話休題。この「PC-CV50F」とにかく美しい。
ところがこのPC,今時のノートにしてはベゼルが広い。上記の変遷の中で私がこだわり続けた大切な要素が大画面。ベゼル(液晶周りの額縁部分)が狭いことがポイントで,要するには本体ギリギリ目一杯の大きな液晶画面が付いていて欲しいのに。
ただ「PC-CV50F」の液晶モニタそのものは決して狭いわけではなく,充分以上の7.2型ワイド。しかもシャープお得意の「ワンダーピクス液晶」で1,280×768ドット表示可能。こうなるとベゼルの広さも液晶を包みこむ安心感に繋がってくるから不思議。
しまった,買わない理由が無い。(経済面意外には)